【BUBKA2月号】 輝け!BUBKAアワード2020-2021 西寺郷太
時代と国を超えた西寺的楽曲2020
音楽的価値観の変化
2020年を超個人的に頭から振り返ると、僕が『ヒプノシスマイク‐Division Rap Battle‐』Buster Bros!!!に楽曲提供した『Break the wall』が収録されたアルバム『Buster Bross!!!‐Before The 2nd D.R.B‐』が2020年1月6日付のオリコン週間アルバムランキング1位になり幸先よいスタートでした。1月は、ももいろクローバーZ・高城れにさんのソロ曲『Dancingれにちゃん』の作詞作曲プロデュースを担当しました。レコーディング・スタジオでれにちゃんが本当に魅力的でしたね。NONA REEVESとしては2月に『NONA REEVES Billboard Live 〝President Tonight 2020〞』を行い、出だしの良い1年だったんです。その後、ご存知のようにコロナが流行する事態になりました。
全てのミュージシャンやアーティストがライブを開催できなくなり、特にアイドルは握手会や特典会など〝会える〞ことがここ10年くらいの主流だったのが軒並み中止に。大きな転換期を迎える中、世界的なムーブメントを起こしたのがKPOPでした。
8月にBTSの『Dynamite』が米ビルボード・シングルチャートの1位になった。僕も遅ればせながらワム!やマイケル・ジャクソンにリスペクトを表明したこの楽曲から夢中に。地上波の音楽番組を観ていてもBTSや、BLACKPINK、NiziUが出演すると、これまで30年ほど守られ続けてきた日本のアイドル歌謡、芸能音楽のフォーマットが急に古臭く感じるようになった。10代や子供達はスマホやネットで様々な楽曲を次々に検索しますから、特に。
ーーインタビューの続きは絶賛発売中のBUBKA2月号にて!
にしでら・ごうた
1973年、東京都生まれ京都府育ち。NONA REEVESのシンガー、メインソングライター。音楽プロデューサー、作詞・作曲家としても数多くのアーティスト楽曲に携わる。著書に『新しい「マイケル・ジャクソン」の教科書』『始めるノートメソッド』『ディスカバー・マイケル THE BOOK』など。
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