【BUBKA7月号】私立恵比寿中学 短期集中連載 Never Ending Ebi Story ~第三章、開幕~ #5 桜木心菜「恵比寿から世界へ」

5月5日、桜木心菜、小久保柚乃、風見和香の3名の仲間が加わり、私立恵比寿中学の第三章がスタート!今月からは新メンバーを一人ずつ深堀りしていきます。まずは、オーディションでも抜群の存在感を見せていた、出席番号13番・桜木心菜(age:15)が登場。目まぐるしい日々を終えた今の心境を訊きました。

「プリキュアにはなれない」

――ヘアメイク中に、スマホでエビ中の『オメカシ・フィーバー』の振り動画をずっと見ていましたよね。

桜木 電車の中でもずっと見ていたり、最近はいつもそんな感じです。どんどん課題曲が与えられて、次のレッスンまでに覚えないといけないので。

―― 新メンバーとしてお披露目されてから、この取材時で1週間ちょっと経ちました。今は、どんな心境ですか?

桜木 始まったな、という気持ちです。新メンバーになったことが発表されてからそんなに経っていないですけど、もう新メンバーだという気持ちがあんまりなくなりました。やることが次々にあるので、とにかくやるっていう感じです。

―― 新メンバーだという気持ちがあまりなくなってきたのは、先輩メンバーたちの接し方も大きいですか?

桜木 それもあると思います。新メンバーはこうじゃなくちゃいけないみたいな感じでは接してこなくて、私たちと一緒にみたいな空気でいてくれるし、すごく気さくに話してくれるので、緊張せずに落ち着いてレッスンとかができてるかなと思います。

―― 新メンバー3人を加えた9人のLINEグループもできました?

桜木 できました! 全員のもできたし、(柏木)ひなたちゃんと新メンバー3人の4人グループのもできました。ひなたちゃんは、全体レッスン以外でも教育係として私たち3人を教えてくれているので、ひなたちゃんが4人のを作ってくれたんです。

――エビ中の新メンバーオーディションに応募する前は、同じスターダストプロモーションのDAN⇅JYOというグループに所属していたんですよね。

桜木 そうです。3年ぐらい活動していました。事務所に入ったのは、中1のときです。東京に来ていたときに、渋谷駅でスカウトされました。

―― もともと芸能の世界に興味が?

桜木 ありました。3歳ぐらいのときにプリキュアに憧れてたんですけど、お母さんに「プリキュアにはなれない」って言われたから、じゃあ芸能の世界に入りたいなって。

――3歳の子どもに「プリキュアにはなれない」って、お母さんはすごく現実主義の方なんですね(笑)。

桜木 お母さん、すごく素直というか、何でも言っちゃうから(笑)。(新メンバーの小久保)柚乃みたいな性格なんです。

――3歳のころから、夢は変わらず?

桜木 はい。6歳からはダンスをやり始めて、そこからだんだん日本と韓国のアイドルが好きになってきて、絶対に芸能界に入りたいって思ってました。

―― 今回、エビ中の新メンバーオーディションを受けようと思ったのは?

桜木 去年、DAN⇅JYOが活動終了になって、これからどうしようと思っていたときにオーディションのことを知りました。正直、最初はとりあえず応募してみようという感じです。エビ中のこともほとんど知らないし、たぶん無理だろうと思ったけど、送ってみようかなって。そしたら、書類審査に合格して、そこからは、書類審査に受かったからにはもう本気でやらなきゃいけないと思って、すぐにエビ中の曲をめっちゃ聴きまくって、MVもYouTubeでいっぱい見ました。そのときから、エビ中にすっごいハマったんです。最初は、アイドルだからすごくかわいい声を出して、踊りもかわいい感じばっかりなのかなと思っていたら、かわいいもあるけど、歌がすごかったし、かっこいいダンスもしてて、これはすごいって。そこからどんどんハマって、お姉ちゃんはもとからエビ中ファンで『愛のレンタル』が好きだったから、教えてもらっていっぱい聴いてっていう感じです。


――インタビューの続きは絶賛発売中のBUBKA7月号にて!


さくらぎ・ここな
2005年9月14日 生まれ、茨城県出身。出席番号13番。7000人の応募者の中からエビ中新メンバーの座を射止めた、本契約のシンデレラの一人。恵比寿から世界へジャンプするために邁進中。大好物の生牡蠣は、ポン酢で食べる派。愛称は、「ここな」。