【BUBKA8月号】AKB48 村山彩希「林檎の季節」

5月に卒業した峯岸みなみと村山彩希の共通点。それは、劇場公演1000回出演達成という偉業である。そんな彼女のストイックさは、自他ともに認めるもの。楽しそうにバランスボールに乗ったり、リラックスした表情を見せてくれたり。あなたはどんなゆいりーが好きですか?

怒濤の48曲メドレー

――5月23日に開催された『AKB48単独コンサート〜好きならば好きだと言おう〜』が大好評でしたね。

村山 めちゃくちゃ楽しかったです! リハーサルではマスクをしていたんですけど、本番の解放感がすごくて、みんな生き生きしていました。

――手応えはどうでしたか?

村山 AKB48にとって初めての挑戦の48曲ノンストップコンサートだったので、ファンの方も「どんな感じなのかな?」って見守ってくれていたと思うんですけど、やってる側としてはただただ楽しかったです。前日のみぃちゃん(峯岸みなみ)の卒コンも楽しかったけど、また違う楽しさがあって。自分たちが主体となってやっていかなきゃいけないんだ、ということを感じたコンサートでした。

――48曲ノンストップで体力は大丈夫でしたか?

村山 まだまだ全然いけましたよ。

――無尽蔵のスタミナ!

村山 アドレナリンが出まくっていたんだと思います(笑)。ステージ裏の早替えとかバタバタだったけど、それも楽しかったです。

――コンサート中、村山さんの感情が昂った瞬間は?

村山 本編のラストで披露した『ファンレター』かな。イントロの時点で泣きそうで、間奏でみーおん(向井地美音)が「やっと会えてよかった」「コンサートができてよかった」って話したところで大号泣でした。なぁちゃん(岡田奈々)や柏木(由紀)さんの言葉も心に響いたし、歌いながら涙を流すメンバーも多かったです。

――ライブ後のメンバーの雰囲気は?

村山 すごくテンションが高かったです。ノンストップでやりきった達成感もあって、終演後はみんなハイになりながら集合写真を撮ったりしていました。他のチームの後輩も「写真撮りましょう!」って声をかけてくれて、やっぱり楽しかったのはみんな一緒なんだなぁと思って、私もうれしかったです。

――これからAKB48がどう進化するのか期待せずにはいられない内容のコンサートでしたよね。

村山 今のAKB48、これからのAKB48を感じてもらえるコンサートだったと思います。今回は生配信もあったんですけど、配信がきっかけで今のAKB48を見てくださった方も多いと思うんです。だから、今のAKB48をあまり知らない人に届けるためにも、発信していくことが大事なんだなってあらためて思いました。それで、最近、腹筋のツイートを始めたんです。そこにつながるんですけど(笑)。


――グラビア&インタビューの続きは絶賛発売中のBUBKA8月号にて!


むらやま・ゆいり
1997年6月15日生まれ、神奈川県出身。AKB48・チーム4キャプテン。仲良しの岡田奈々もついついほっぺを触りたくなる「ユイリオモテヤマネコ」。その天然オーラと衣装の下に隠された筋肉美のギャップで、絶対保護種に指定されている。愛称は「ゆいりー」。