【BUBKA 11月号】 NMB48 山本彩加 インタビュー 「修行とは出直しの連続なり」

千日をもって初心とし、万日をもって極みとする―――― これは武道の格言から発した極真空手の精神だ。

5歳の頃から空手を習い、NMB48に加入して3年目の山本彩加もまだまだ道の途中。

武道とは全くの別世界で困難に立ち向かう彼女が、道場の扉を再び叩いた。


初心に返るとき

――前回、本誌でソログラビアを飾っていただいたのは総選挙直前でしたが、あの時はかなりプレッシャーを感じていましたよね。

山本 そうですね。「入れなかったらどうしよう……」って。

――速報は106位でした。

山本 開票日まで毎日そわそわしてました。握手会で「大丈夫だよ」って言ってくれるファンの方と、「もしかしたら危ないかも」って言う方でわかれていたので。人生で初めて芸能神社にも行ったんです。京都の車折神社で「絶対にランクインできますように」って願掛けしました。

――100位の票数が発表された時は、どんな気持ちでしたか?

山本 1万4千なんぼとかで、その時点で「難しいかも」って思いました。98位で(上西)怜ちゃんが呼ばれて「あぁ~」と思って、90位でさえぴぃさん(村瀬紗英)が呼ばれて「もう無理や……」って思いました。しかも、(松岡)はなちゃんとかゆなな(小畑優奈)とか、さとちゃん(久保怜音)の名前が呼ばれていくごとに、すごくつらかったです。

――山本さんと同世代で、期待されている若手メンバーのことはどうしても意識してしまうでしょうから、余計にくやしかったと思います。

山本 そうですね。ただ、たしかに今年はくやしい総選挙にはなったけど、ファンのみなさんと一緒に頑張ってきた時間や票数は、私にとっては大事な宝物です。

――今回のグラビアは、初心に返って山本さんが幼い頃から打ち込んでいた空手で再出発しましょう、というテーマなんです。

山本 「なんで今、空手?」って思ったけど、そういう意味だったんですね。


―― インタビューの続きは絶賛発売中のBUBKA 11月号にて!


やまもと・あやか
2002年8月6日生まれ、兵庫県出身。NMB48・チームN所属。夢の「STモ」としてランウェイを歩き始めた「空手道セブンティーン」。「盆栽少女」としても雑誌連載を持ち、盆栽のように完成されることなく常に新たな美に向かって成長中。愛称は「あーやん」。