【BUBKA 1月号】SKE48 松井珠理奈×高柳明音 インタビュー 「私たちのリアル」

松井珠理奈の復帰と新作でのセンタ―、そして映画『アイドル』での高柳明音の涙。

2人の変わらない信念と、11年目を迎えたSKE48が見るべき未来がそこにはある。

グル―プ全体のナゴヤド―ムに懸ける思いが強まる中、浮き彫りになるそれぞれの思いが一つになる。

離れていても好き

※本稿は映画『アイドル』のネタバレを含みます。あらかじめご了承ください。

――本題に入る前に確認したいんですが、この2人の関係ってかなり近くなった気がするんです。特に高柳さんから珠理奈さんへの距離が近くなったように見えていまして。

高柳 だいぶタメ口で話せるようになってきました。「〜〜だよね」とか。

――今は何て呼んでます?

高柳 おじゅりちゃん。

松井 ハハハ! 私は受け入れています。

高柳 だいぶ2期生にイジられるようになってきたし(笑)。めちゃくちゃツッコミどころがある人だから!

松井 めっちゃイジられてますよ! もう垣根はほとんどないですね。

――時間がそうさせたんでしょうね。次のシングル『Stand by you』なんですが、センタ―は2作連続で珠理奈さんです。

高柳 それは当たり前のこととして受け止めました。復帰1作目だし、センタ―として笑顔で歌える曲を歌ってほしかったから。

――珠理奈さんはどう受け止めました?

松井 ドキュメンタリ―映画『アイドル』で須田(亜香里)ちゃんがセンタ―を上手くできなくて泣いてしまう場面があったじゃないですか。それを観て、改めてセンタ―の重圧というものを感じたんです。それもあって、すごく気合いが入りましたね。センタ―になりたい子はSKE48の中にいっぱいいるから、久しぶりだとしても失敗せずにやらなきゃダメなんだなっていうプレッシャ―も感じました。

高柳 へ―、そうだったんだ。

――歌詞を読んでの解釈は?

松井 基本は恋愛の曲なんですけど……。

高柳 Dメロは、みんなが珠理奈さんに対して思ってた気持ちだった。「君は一人じゃない」って。

松井 ふふふ。私も思った。私もそこが好き。

高柳 離れていても、やっぱりSKE48が一番好きだっていう。

松井 もう、私の思ってることと同じ!

高柳 ヤバい(笑)。

松井 大切な人は意外とそばにいるよっていうような歌詞もあるから、(大矢)真那に言っちゃいましたもん。「そういうこともあるかもしれないから近くを探してみて」って。でも、よく考えたら、卒業しても真那には新しい友達ができてないっぽいんですよ!

高柳 えっ⁉(笑)


―― インタビューの続きは絶賛発売中のBUBKA 1月号にて!


まつい・じゅりな
1997年3月8日生まれ、愛知県出身。SKE48・チ―ムS所属。絶対的エ―スにして11年目もセンタ―、完全復活を遂げた進化が止まらない「アイドル版・太陽の天才児」。パリオリンピックが開かれる2024年でもまだ27歳なので、日本の女子陸上界は安泰との声も。愛称は「じゅりな」。

たかやなぎ・あかね

1991年11月29日生まれ、愛知県出身。SKE48・ チ―ムKⅡ所属。空高く羽ばたいた分だけ、汗と涙の熱い雨を降らせ、栄の空を茜色に染める「ゴッドバ―ド」。不死鳥や鷹柳、闘将……と数多くの異名を持ち、お母ちゃんの選んでくれた服を着こなすファッションモンスタ―だ。愛称は「ちゅり」。