【BUBKA 4月号】NMB48 三田麻央×村瀬紗英×前田令子 インタビュー「さらば、なんばの『正義』」

エースじゃないけど、その人がいないと締まらない。

集団の中に一人はいるタイプだが、そのポジションを担い続けるのが困難なのは容易に想像できる。

変化の激しいアイドルの世界ではなおさらだ。そんな唯一無二の存在・三田麻央の電撃卒業を機に、同期の村瀬紗英、三田に憧れてNMB48に加入した前田令子が彼女を交えて大いに語る。

存在の大きさ

――2月いっぱいでNMB48を卒業することを発表した三田さんですが、まったくそんな素ぶりを見せてなかったので驚きました。具体的に卒業を意識したのはいつ頃だったんですか?

三田 去年の頭くらいから、NMB48でやり残したことはないかもって思い始めたんです。プラスの意味で「もうやり切ったかもしれへん」と。で、去年の8月には卒業について考えがまとまっていました。

――8月以降も、何度か取材させてもらっていましたが……。

三田 ははは。すいません。みんなの卒業を見送るたびに「私ももうすぐやなぁ」と思いながら。

――同期の村瀬さんは気づいてました?

村瀬 いや、全然わからなかったです。2期生って誰も辞めへんのかな?っていうくらいずっと一緒にいたので。

三田 10人になってからがすごい長かったんですよ。

――2期生が卒業するのは矢倉楓子さん以来ですかね?

三田 そうですね。その前だと、ゆいぽん(高野祐衣)だから4年前?

村瀬 えー!? そんな経つんや。

――同期から見ても気づかなかったんですね。

村瀬 そうですね。いつかの総選挙の時に、まおきゅん(三田)が私の後ろやって。それで移動してる時に「私、来年入らんかったら辞めるわ」みたいなことを言ってて。

三田 え!? 言ったっけ?

村瀬 めっちゃ覚えてんねん。で、次の年になっても辞めてなくて「あれ?」と思って。

三田 ははは! 辞める辞める詐欺(笑)。

村瀬 でも、それ以降は全然そういう素振りも見せてなかったので、発表した時はビックリしました。

――お二人は同期ですが、普段どんな会話をしてるのか想像つかないですよね。

三田 わかります。でも、プライベートでも(谷川)愛梨ちゃんも含めた3人でごはんに行くし、普通に友達っぽい関係性なんですよ。

――出会ってから7年半くらいの付き合いですもんね。

三田 こわいわ~。

村瀬 次のチームも一緒やってんな?

三田 そうやねん!


――インタビューの続きは絶賛発売中のBUBKA 4月号にて!


みた・まお
1995年9月9日生まれ、大阪府出身。「煽りの専門学校©山尾梨奈」仕込みのMC力で、難波の魅力を世に知らしめた家政婦顔負けの「目撃者」。卒業後も引き続き、どこからでも聞こえるような「声」をみんなに届けてくれるはず。愛称は「まおきゅん」。

むらせ・さえ

1997年3月30日生まれ、大阪府出身。NMB48・チームN所属。「破壊的美貌」で日韓を震撼させ、ファッションシーンを牽引する難波の紗英サップ・ロッキー。アパレルプロデュースだけでなく、雀士としても萩原聖人プロに圧勝し、トップ目を保持。愛称は「さえぴぃ」。


まえだ・れいこ

2000年9月26日生まれ、大阪府出身。NMB48・チームNドラフト3期研究生。色彩検定有級者にして「だいたい何の絵でも描ける」、三田画伯顔負けの「後継者」。三田の卒業を知った際には、小嶋花梨から「前田氏! 生きてるか?」との生存確認があったとのこと。愛称は「れいこ」。