【BUBKA 3月号】NMB48 塩月希依音「Iris」

塩月希依音の瞳は、どこまでも澄んでいる。正規メンバーへと昇格を果たして約一年、NMB48という環境で仲間たちと切磋琢磨し、ダイヤの原石は、さらに磨かれ透明度を増した。

14歳の冬は、一度しかない。だからこそ、この一瞬を胸に刻んでおきたい。

初公演はお腹の中

――等身大の魅力が詰まったグラビアでしたが、塩月さんはまだ14歳なんですよね。

塩月 はい。春から中3になる年です。

――西暦でいうと?

塩月 2005年の12月15日です。

――AKB48が結成した年!?しかも、誕生日が12月ということは……。

塩月 AKB48さんができた一週間後に生まれました。

――初公演の日は、まだお母さんのお腹の中でしたか!

塩月 あはは。そうです(笑)。

――NMB48を最初に知ったのは?

塩月 ドラマの主題歌の『365日の紙飛行機』が小学校ですごく流行っていたんです。友達と「あの曲いいよね」って言って、みんなでよく歌ってました。

――小学生が「人生は紙飛行機~♪」って(笑)。

塩月 それで、(山本)彩さんがNMB48のメンバーっていうことを知って。そしたら、たまたま親戚にNMB48が好きな方がいたんですけど……。

――ファンの間でも有名な”社長さん”という方ですね。村瀬紗英さん推しの。

塩月 はい(笑)。その親戚の”社長さん”にみるきーさん(渡辺美優紀)の卒業コンサートに連れて行ってもらったんですけど、そのときに衝撃を受けて、「これからも観に行きたいな」ってNMB48のファンになりました。そのつぎに6周年のコンサートを観に行ったんですけど、(白間)美瑠さんをいいなと思って、それから握手会に行ったり、劇場に行くようになったんです。

――”社長さん”がきっかけでNMB48にハマっていったんですね。

塩月 公演は『目撃者』『アイドルの夜明け』『恋愛禁止条例』、あとカトレア組『ここにだって天使はいる』も全部観に行きました。

――応援していくうちに、自分もアイドルをやってみたいという思いが芽生えた?

塩月 NMB48は女の子のあこがれの存在だったので、私もそんな女性になれたらいいなとは思っていたけど、自分なんて無理だろうなと思っていたんです。そんななかで、”社長さん”に「募集があるらしいから受けてみる?」って言われて、第3回ドラフト会議を受けました。

――加入前、「ダンスレッスンやってみる?」とも言われたんですよね。

塩月 ダンス教室に通うというより、個人指導みたいな感じで教えてもらっていて。しかも、ヒップホップダンスとかジャズ系じゃなくて、NMB48の振り付けをやってました。

――NMB48専門で!?

塩月 ダンスの先生に振り起しをしていただいて、『らしくない』から始まり、『オーマイガー!』や『高嶺の林檎』、『甘噛み姫』も教えてもらいました。

――じゃあ、加入したときにはある程度、振りはできたんですね。

塩月 だから、NMB48に入って「振り起ししてください」って資料を渡されたときに「あ、知っててよかった」って(笑)。あと、NMB48加入前に、紗英さんと一緒のステージに立ったこともあります。


――グラビア&インタビュ―の続きは絶賛発売中のBUBKA3月号にて!


しおつき・けいと
2005年12月15日生まれ、大阪府出身。チームBⅡ所属。チャーミングさ・透明感・端正なルックスなど多幸感を与えるすべての素材が編み込まれ形成された、“いと”おし少女。近い将来、難波のてっぺんを狙う“いと”をかしな存在としてさらに注目が集まるだろう。愛称は「けいと」