【BUBKA6月号】=LOVE 諸橋沙夏×山本杏奈「本気の3年間、勝負の1曲」

7枚目の新シングル『CAMEO』はレベルの高いダンスナンバー。3年間の努力と成長が結実した今だからこそ、Wセンターという新しい形で挑戦できる勝負曲だ。

グループを献身的に支えるリーダーと最年長の2人に、これまでの歩みと新曲に向けた特訓合宿の裏側を訊いた。

特訓合宿

――4月29日に7枚目のシングル『CAMEO』が発売されるということで……(※取材後、発売延期に)。あれ? その日ってオーディションに合格した日でしたっけ?

2人 そうです!

山本 今回はダンスナンバーということで、合宿をしました。それと、大谷映美里と齊藤なぎさのWセンターなので、2人が引っ張ってくれつつも、声が目立つ子、ダンスが目立つ子というように、それぞれのいいところが伝わるんじゃないかなって思います。

諸橋 どのシングルも決して楽ではないんですけど、今回は過去のシングルの中では2番目に大変でした。

山本 1番大変だったのは何なの?

諸橋 初めての経験ばかりだったからという意味で(デビュー曲の)『=LOVE』が一番かな。今回は当時よりも経験を積んできた上で大変さを感じたので。私はどちらかというとダンスより歌を褒めていただけるから、今回はダンスナンバーということで、合宿中に心が5回はぽきっと折れました。

――そんなに大変でしたか!

諸橋 ダンスの先生が韓国の先生(男性)だったんですけど、求められる技術レベルが高かったです。今回は杏奈に助けられました。杏奈はメンバーの中ではダンスの先生みたいなものなので。あと、(野口)衣織にも助けてもらいました。

山本 私としては、沙夏は踊れるメンバーなんです。見せ方が上手なので。むしろダンスに悩んでいたのは私のほうなんです。冬の全国ツアーで悩んでしまって。5歳からダンスをやっているけど、どうすれば成長するのかわからなくなってしまって。でも、今回の曲で自分のダメなところがよく見えるようになって。そこを注意して踊ったら、目標がハッキリしてきました。私にとっては自分を成長させてくれる曲かなと思います。

――合宿はどんな感じでした?

山本 2泊3日でした。

諸橋 朝から晩まで踊ってました。合宿の数日前、先生のアシスタントさんとダンスレッスンをしたんです。そこで新曲の振りを固めたのに、合宿に行ってみたら振りが変わったんです!

山本 私たちのレベルが低すぎて、変わってしまったみたいなんです……。

諸橋 しかも、合宿中もギリギリまで振り付けが変わり続けて。

山本 指原(莉乃)さんのも「もっとこうしてほしい」とか、すごくこだわってくださって。

――今回で合宿は2回目ですよね。

山本 3年前にあった最初の合宿でみんなトラウマになっているんです。「合宿」という文字をグループLINEで見た瞬間、全員が最の合宿を思い出して(笑)。

諸橋 すぐにメンバー同士で「ヤバいよ」「合宿だって……」って連絡を取り合って。


――インタビュ―の続きは絶賛発売中のBUBKA6月号にて!


もろはし・さな
1996年8月3日生まれ、福島県出身。プロデューサー指原も絶賛した抜群の歌唱力が武器。グループ最年長のお姉さんとしてイコラブを支える。地元福島のスパリゾートで習得したタヒチアンダンスが特技なリアル・フラガール。愛称は「さなつん」。

やまもと・あんな
1997年11月30日生まれ、広島県出身。普段はイジられキャラだが、パフォーマンスになると小柄な体から繰り出すキレキレのダンスでグループを引っ張る人類最強兵長タイプのリーダー。スラィリーグッズが宝物のカープ女子の一面も。愛称は「あんにゃ」。