【BUBKA9月号】座談会連載 アイドルのへそ「アイドルとライブ」

いまだ日常を取り戻すまでにはほど遠いが、むしろアイドルシーンは変化が加速していると言っていい。

こんな時こそ積極的に挑戦するグループと、対応重視で守りに入るグループとで

明暗は分かれそうだ。

活動休止の話題も相次いだ7月、夏もサバイバルも真っ只中!

決断の背景

ゾンビーノ(以下、ゾ)  今月もアイドル界はいろんな動きがありましたね。

犬飼(以下、犬)  やっぱり一番は松村香織の結婚じゃない?

サミュL(以下、サ) ぶはははは!

 えー、イジらないで先に進みますよ(笑)。大きいのは、コロナ禍は全然収束はしていませんけど、これ以上は待てないってことで活動が再開しつつある……ということかなと思うんですよね。各グループができなかったライブをそれぞれの形で実施したりして。

 そうだね。7月11日からハロプロのツアーが中野サンプラザを皮切りに始まったけど、観客を入れたんだよね。

サ 1000人でしたっけ。バラード曲限定にして。そうすれば、観客がコールを送れなくて、飛沫対策になりますからね。試行錯誤の最中だと思いますけど、前進したとは言えますね。

 そこで、欅坂46ですね。7月16日に無観客のライブを有料配信しました。

サ ここ数か月のアイドルのライブ配信だったら、最大規模じゃないかな。

 視聴者9万人だっけ?

ゾ そうですね。3500円×9万人。で、アフタートークも有料で配信していたから、さらに……ですよ。

 シングルがしばらく出ていない状況だったから、欅坂46としてはやった意味は大きいよね。ゾンビーノは久しぶりに欅のライブを観たんでしょ? どうだった?

 初期に有明コロシアムまで観に行ったの以来ですね。平手(友梨奈)さんが『渋谷からPARCOが消えた日』を歌った。

 はいはい。客席から登場してね。

 その日以来だったんですけど、クリエイティブ面に驚きましたね。映像や演出、制作チームの本気がすごいなって。東京ドームの映像とかをCMで観てたぐらいですけど、欅はライブが武器じゃないですか。やっぱり最前線にいるなって思いますね。

 1期生に卒業やら脱退やらがあってもあのレベルまでできるからね。今更だけど、TAKAHIRO先生をはじめとするクリエイティブチームがしっかりしてるんだよ。

 まあ、今回のライブが今までと違うのはメンバーが変わったということだよね。特にセンターの平手がいなくなって初めてのライブで、それをどういう形で見せるのかっていう。そして、無観客の状態でどういう演出をしてくるのかっていう。

 正直、僕は平手さん以外の認識がほぼない状態だったんで、結構フラットに見てました。

犬 ライブを客席から観るか、映像で観るか。それって印象が全然変わってくるよね。ライブって最前でもない限りは〝引き〞で観ることになるし、正面じゃない限り角度がついた状態だしね。だけど、映像の場合は一番いいであろうというものを見せてくれているから。カメラで〝寄り〞のものを見せ続けることで迫力を伝えられる半面、そのままの姿も映ってしまう。

 欅のダンスを若い子が真似してネットにアップしたりするじゃないですか。なぜ真似したくなるかというと、カッコよく見えるからですよね。


ーー座談会の続きは絶賛発売中のBUBUKA9月号にて!


サミュL …… 編集長。TBSラジオ「アフター6ジャンクション」の「最新アイドルソング時評」コーナー出演中。

犬飼華 …… 48グループ、坂道シリーズ全般の取材執筆を行うライター。清宮レイにがんばってほしい。


ゾンビーノ …… 副編集長。今月は「乃木坂46時間テレビ特集」を企画。松村香織の夫と友達になった。