【BUBKA1月号】AKB48 大西桃香「私がそこまでやる理由」

アイドル活動も配信やリモートが珍しくなくなり、ファンとの距離感に不安が立ち込めた2020年。

大西桃香は4年前からSHOWROOM上で『まいにちアイドル』配信を続け、写真集発売という夢も叶えた。

もはや配信は、彼女にとって義務ではなく楽しい日常。

常に未来をまっすぐ見据えてきた彼女が、今とこれからについて語ってくれた。

自分の居場所

――最近、歯の矯正をしているそうですね。

大西 先月から始めたんですけど、最初の2週間はおかゆや赤ちゃん用のカレーみたいに柔らかいものばっかり食べてて、最近ようやく固形物を食べられるようになりました。

――固形物解禁で最初に食べた物は?

大西 牛丼です(笑)。もともとすき家さんの牛丼が大好きなので、絶対最初に食べるって決めてました。普段なら大盛りを頼むところを、胃が小さくなってたので並盛にしておきました。

――10月にはSHOWROOMの毎日配信4周年を迎えました。コミュニケーションの積み重ねがあったことで、コロナ禍でもファンとの距離を感じなかったのではないでしょうか。

大西 もちろん握手会ができたら嬉しいし、心が離れちゃったらどうしようって思ったこともあります。でも、みなさんが毎日配信を見に来てくれて、お手紙やメッセージもくれるので、そんなに心配してないですね。

――普段はどのくらいの人数が配信を視聴しているんですか?

大西 時間帯によるんですけど、朝だと1時間で5000人くらい。夜勤明けの方もいらっしゃるので、割と多いんです。夜だと1時間で1万人くらいになるので、1万人になったらそろそろ終わろうかなって目安にしていて。だいたいいつも同じ人数が来てくれてます。

――現在はYouTube全盛時代ですが、チャンネル登録者数が多い人でも生配信で1万人集めるのはなかなか難しいので、本当にスゴい数字だと思います。

大西 そうなんですかね。本当にありがたいとは思うんですけど、視聴者数を気にしたことがないんですよ。

――この4年間で特に印象に残っていることはなんですか?

大西 3年くらい前のSHOWROOMのポイントを競うイベントで、時間いっぱい配信しっぱなしだったことがあって。AKB48では朝5時から夜の12時までと配信ができる時間が決まってるので、ラスト3日間は19時間ずっと配信してて、私自身も見てくれる人たちも大変でした(笑)。今となっては「あの時はしんどかったよね〜」って振り返ることができる笑い話なんですけど。

――なぜそこまで配信を頑張れたんですか?

大西 チーム8ってスゴいメンバーが多くて、AKB48内でダンスを競ったり、歌唱力で競ったりする中で1位になる子もいて、みんながエイトに1位という称号を持って帰って来るのを見て、私もなにか1位を持って帰りたいと思ってたんです。その気持ちが強かったんですよね。


ーーインタビューの続きは絶賛発売中のBUBKA1月号にて!


おおにし・ももか
1997年9月20日生まれ、奈良県出身。AKB48・チーム8/チーム4兼任。辞書で「継続は力なり」を引くと「大西桃香」と出てくる努力家だが、「時は金なり」を英訳すると「time is manee」と書いてしまうらしく英語は苦手のよう。愛称は「おおにし」。