【BUBKA2月号】輝け!BUBKAアワード2020-2021 前田日明

1年を振り返り、各界の著名人に気になるトピックについて振り返っていただく年末恒例の企画「BUBKA アワード」。特集のトップを飾るのは、今年はYouTubeチャンネルも話題となった“格闘王”こと前田日明。屈強な肉体と知性を兼ね備えた最強の男が、2020年に様変わりした世の中からプライベートまで大いに語ってくれた。

西成も買い漁る中国人

――前田さんによる2020年の総括をお願いできたらと思っています。

前田 2020年はコロナでTHE OUTSIDERの大会が3つ潰れたよ。九州の2大会と福島の1大会。

――つまり、コロナの感染拡大による直接的な打撃があったと。

前田 あった。インターネットでいろいろ見ていて思うのは、この2020年に起きたことっていうのは、たぶん世界史に残るくらい大きなことなんだよ。アメリカの大統領選挙でバイデンが勝ったけど、そもそもは中国共産党が仕掛けたパンデミックの対応が悪いってことでトランプを失墜させてね、しかも選挙もシステムを使って偽投票を積み上げた……って言われてるじゃん? 

――そういう説もありますね。

前田 それで本当にびっくりするのはさ、昔から世界には影の支配者がいるとか、ユダヤが全部仕切ってるとかって言うじゃん。今回のトランプの一件で、あれってあながち嘘じゃなかったんだなって思うよね。これだけいろいろ証拠がさ、周知の事実としてあがってきてるのに、どこもそれを報道しないでしょ? 日本は結局、よくネトウヨの連中が「メディアは中国に抑えられている」とか言うけど、あれも本当なんじゃないかって。新聞も、口うるさい週刊誌の連中も、それを全然記事にしないのは不気味だよ。

――世界の支配者がいると……。

前田 これだけメディアが規制されてね、下手を打つと世界的に共産主義化しちゃうんだよ。日本だって中国人が土地を買い占めてる。特に北海道がなんて言うけど、北海道だけじゃないよ。こないだ亀田の親父(亀田史郎氏)と大阪の西成で飲んだんだけど、西成の飛田通り商店街あたりのアーケードが全部シャッターが閉まってるんだよね。あれ、もう中国人が全部買ってる。

――えっ、そうなんですか?

前田 そのせいもあって、西成がえらい綺麗な町になってるんだよね。

――逆に(笑)。

前田 いや、笑ってるけど、俺なんかが大阪にいた頃の西成って、普通に町を歩いてて、いるのはアンコウの酔っ払いのオッサンとポン中と精神異常者。そいつらが一升瓶持って何かわめきながら道を歩いてるんだよ。「わぁー」って叫びながら誰彼なく喧嘩を売る変なおっさんがいたりとかさ、目を合わせた瞬間に「刺されんのかな」っていうようなのもいたし。そいつらが全然いないんですよ。

――いわゆるシャッター街みたいになっちゃっているんですね。それは土地や物件を買った中国人が、買ったまま漬けてる状態なんですか?

前田 シャッター街の一部にね、若い中国人が住み込んでんの。何するわけでもなく。不気味でしょ? だから日本って50年くらい経ったら本当に冗談でも何でもなく中国にやられちゃうんじゃないかって感じがするよね。マズイですよこれは。


ーーインタビューの続きは絶賛発売中のBUBKA2月号にて!


まえだ・あきら
1959年大阪府生まれ。77年に新日本プロレスに入団。84年、UWF旗揚げに参加し看板選手として団体を牽引した「新格闘王」。第2次UWF解散後の91年にリングスを設立する。99年に引退した後はHERO’Sのスーパーバイザーを経て、現在はアマチュア格闘技大会「THEOUTSIDER」をプロデュース。