【BUBKA3月号】乃木坂46 早川聖来「Step by Step」
4期生楽曲『Out of the blue』で初センターに抜擢された早川聖来。
しかし、それは決して青天の霹靂ではなく、自分自身の可能性に向き合いながら着実に坂道を駆け上がった彼女の実力によるものだ。
これからも最高を更新し続けていく彼女の一瞬を見逃すな。
迫真の寝不足
――今年の年末年始は『紅白歌合戦』や『CDTV』、『オールナイトニッポン』に出演。2年前、加入したばかりの頃を振り返ると、かなり忙しくなったんじゃないですか?
早川 2年前はテレビの前で「私もいつか紅白出れるんかな、頑張ろう」ってお母さんと話してました。すごくありがたい日々を過ごしているなって思います。ただ、その憧れていた状況が普通になってきてるのが少し怖い感じもあって。
――どんな怖さですか?
早川 テレビやラジオ、雑誌などでお仕事ができてすごく嬉しいんですけど、それが普通になってきてるのが少し怖いというか。それを淡々とこなしてる自分に、少し感覚が追いつかなくなるというか。
――2年前は、たくさんの人に見られる状態に憧れていたわけですよね。
早川 そうなんです。楽しみでわくわくしてたし、実際に今でもその気持ちはあるんですけど。慣れてきたっていうのとの狭間なんだと思います。よくインタビューで「仕事に慣れてきましたか?」って聞かれるんですけど、難しいですね。
――仕事の段取りには慣れてきたけど、影響力の大きさには慣れていないと。
早川 そうですね。握手会があった頃は応援してくださる方と直接会うことができたので、ファンの人たちを想像することもできたんですけど。
――そんな思いとは裏腹に、新シングルの4期生楽曲ではセンターに抜擢されて。
早川 今まではずっと2列目だったのですごく嬉しいです。
――前回のインタビューでは当時の状況を「普段は口にしないけど、選抜に入ってもっと活躍したい」とアツい言葉を語っていたのが印象的でした。
早川 普段は口にはしないんですけど、前回のインタビューで一度発言したことで、言うのが怖くなくなりました。すごくありがたい機会でしたね。
――反応が怖かったんですか?
早川 出る杭は打たれるっていうじゃないですか。だから「お前なんかが悔しがってるんじゃないよ」って思われるんじゃないかって心配でした。でも、応援するよってコメントがすごく多かったんです。「ちゃんと言葉にしてくれたから、応援したいって思える」「言葉にしてくれたことで、自分も言葉にするのが怖くなくなった」とか。他にも「うまくいかない事が多いけど、自分だけじゃないと思えた」って。あんまり「選抜に入りたい」とか言ったらダメなのかなって感じてたけど、いざ口に出してみたら感謝されることが多かったので、他のみんなが言わなくても、私はどんどん思ったことを言っていきたいです。
ーーインタビューの続きは絶賛発売中のBUBKA3月号にて!
はやかわ・せいら
2000年8月24日生まれ、大阪府出身。パフォーマンスもコントも全力で行い、転んでも笑顔で乗り切る乃木坂46のべっぴんさん。乃木神社での成人式が難しいご時世に、青天の霹靂のように披露された振袖姿はファンの間で「有り難い」と話題に。愛称は「せーら」。
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