【BUBKA4月号】乃木坂46 渡辺みり愛 「Junior Sweet」

重いカーテンから射し込んでくる光で目が覚めると、いつでもそばにいた彼女。

そこだけで完結しそうなくらい小さな、ふたりだけの世界。

一歩外に出ると、うんざりするような、あきれかえるような青い空の下で彼女は笑っていた。

未央奈との思い出

――今日の撮影スタジオは生活感がある部屋でした。女の子の部屋感はあまりないですが、どうです? こういう雰囲気は。

渡辺 そわそわするっていうか。ウチは兄がいるんですけど、小さい頃はよく部屋に入って、勝手にゲームとかしていました。でも、(兄は)アニメヲタクなので、フィギュアとかが飾ってあって、このスタジオとは雰囲気が全然違う(笑)。だから、さっきこの部屋をいろいろ物色しました。「何かないかな」って。

―― そっとしておいてください(笑)。ところで、みり愛さんの中で決めていることってありますか? 活動する上で、こうするとうまくいくという。

渡辺 私は練習しすぎるとダメなんです。あえて〝抜け〞を作っておきます。例えば、ちま(樋口日奈)は1分たりとも休まずに練習を続けられるんですけど、私はそれができなくて。ごはんを食べる時間を作って、頭を空っぽにしてから練習するようにしています。

――集中力ってそんなに続かないですもんね。さて、堀未央奈さんの卒業が迫ってきました。同期としてどのように受け止めていますか?

渡辺 私は前に聞いていました。去年の秋に発表されましたけど、「やっと発表されたんだ」って思ったくらいです。

――昨年3月に2期生の配信ライブがありましたけど、その時はどんな気持ちだったんですか?

渡辺 その日は(佐々木)琴子の最後でしたし、未央奈とこれが最後だとは思っていませんでした。またできるはずだと思っていたので。

――実際そうなりましたからね。期別ライブの開催が発表されましたが、そこが最後の共演になりそうですね。

渡辺 セットリストはもう決まっています。どんな内容かはまだ言えないけど、今回は未央奈が「私たちが全部決めたいです」と提案してくれたんです。セットリストも衣装も。

―― 衣装まで!となると、2期生LINEが活発に動いたんですか?

渡辺 いや、直接話し合いました。LINEだと、「この曲の中だとどれがいいですか?」って聞いても、なぜか返事がなかったりするので(笑)。私も返さないことがあるんですけど。


ーーインタビューの続きは絶賛発売中のBUBKA4月号にて!


わたなべ・みりあ
1999年11月1日生まれ、東京都出身。先輩からも後輩からも心のオアシスとされている、ミリアム・ギャラガー。後ろは振り返らない前向きさで、ライブでは圧巻のパフォーマンスを魅せる。ちなみにお兄さんとの仲は良好らしい。愛称は「みりあ」。