【BUBKA5月号】私立恵比寿中学 短期集中連載 Never Ending Ebi Story ~新たな仲間を求めて~ #3 小林歌穂×中山莉子「答えはその時に見つかるはず」

7年前、小林歌穂と中山莉子が加入しエビ中は変わった。時が経ち、これまで末っ子的な立ち位置で愛された二人も同じ経験をするときがきた。彼女たちだからこその視点で、新メンバーオーディションを語る。

末っ子、未知の領域へ

―― 2月いっぱいで新メンバーオーディションの募集が締め切られました。

中山 どんな子が応募してきているか知らないけど、大体の数は聞きました。

小林 自分が想像していたよりもたくさんの応募が来てて、めちゃめちゃうれしかったです。エビ中に入るってチャンスかもしれないけど、勇気がないとなかなか応募できないことだと思うんですよ。やっぱり、グループとしてもう10年以上やらせていただいているし、その間にいろんなことがあったから、加入したらそのいろんなことも一緒に背負うことになるだろうなとも思うから。

中山 確かに、応募してくれた人の数は想像以上だった。同じ時期に別のアイドルグループさんも新メンバー募集をしてて、もしかしたらそっちにも応募しているかもしれないけど、エビ中にも応募してくれているのがありがたいです。

―― そもそも、2人は新メンバーが加入することに対しては、どう思っていたんですか?

小林 いずれは入るんだろうなって。新メンバーが入ることが嫌だとかも、特になかったです。そんなふうに思ってたら、(自分が新メンバーとして加入してから)7年も経ってて。

中山 私も、新メンバーが入ることが嫌だって気持ちは、全然なかったです。だって、もともとあとから入ってきた身だから、「嫌だ」って言える立場じゃないし。私たち2人が入ったとき、今のメンバーはすぐに受け入れてくれたから、(新メンバー加入が)「嫌だ」なんて言えないよね(笑)。

小林 言えないね(笑)。

中山 ただ、最後に加入し一番年下のメンバーとして7年もやっているから、もうこのまま行くもんだと思い込んじゃってたかも。私たちが入るまでのエビ中は転校や転入を繰り返していたけど、もうずっと今の6人で進むのかなって。

小林 あー、確かにそれはあったね。

中山 だから、新メンバーオーディションを開催することになって、なんか焦り出してた。ずっと年下だったから。

―― 焦り出したということは、今までは年下だからこその良さを感じていた?

中山 それしか感じてない(笑)。

小林 それは、今もそうだよね(笑)。

中山 コメント録りとかも、(星名)美怜ちゃんとか(真山)りかちゃんとか、言うメンバーが決まっていたというか、自分としても任せちゃってた。

小林 ちゃんと伝えなきゃいけない部分は、ちゃんと言える人たちにってね。

中山 だけど、最近になって、「コメントは中山、ツアータイトルは小林」とか、藤井(ユーイチ)さん(エビ中チーフマネージャー)に振り分けられるようになって。それって、新メンバーが入ることに向けての……。

小林 訓練なのかなーって。

中山 なんか、もうちょっと……。

小林 2人もしっかりしゃべれるようになろうねっていう。

中山 ……のを感じてる(笑)。


――インタビューの続きは絶賛発売中のBUBKA5月号にて!


なかやま・りこ
2000年10月28日生まれ、東京都出身。出席番号12番。可愛いルックスとは裏腹にライブでは全力の野生児っぷりをみせる莉子助。獣の呼吸を使い猪突猛進でアイドル道を突き進む。炎のような熱いパフォーマンスに胸を焦がすファミリー多数。愛称は「りったん」。

こばやし・かほ
2000年6月12日生まれ、埼玉県出身。出席番号11番。ひまわりのような華やかさと明るさでファミリーを照らすエビンセント・ファン・カッホ。自身の個展を開けるほど名画の数々を残し、パフォーマンス面以外にも芸術面で非凡な才能を魅せる。愛称は「ぽーちゃん」。