【BUBKA6月号】座談会連載 アイドルのへそ「 SKE48の今後を考える」

1期生の松井珠理奈、2期生の高柳明音が卒業。その後のSKE48に一体何が起こるのか。そしてSKE48の新境地はいつ切り拓かれるのか。変化の兆しを期待しつつ、2人の卒業コンサートについて語ります!

写真/©2021 Zest,Inc./AEI


「教師型」の先輩

犬飼(以下、犬)  このページ初登場だから、自己紹介したほうがいいんじゃない?

ちゃたん(以下、ちゃ)  そうですね。えー、この度白夜書房に入社しました、編集見習いのちゃたんと申します!

 あれだね、研究生みたいなもんだね。

ちゃ そうですね。研究生ですけど、SKE48の担当にならせていただいて。

 立候補したんでしょ?

ちゃ そうですね。最初にお手伝いさせていただいた現場が、3月号に掲載された竹内ななみさんのグラビアだったんですけど、そこで初めて本物のアイドルさんにお会いして。「こんなにかわいい子がたくさんいるのに、私が知らないだけだったんだ!」と衝撃を受けて。応援したいなっていう気持ちが強くなりました。竹内さんのやる気が満ち溢れていたことに触れたのも大きかったですね。

 自分のやる気は?

ちゃ 自分も意気込んでいましたね。その後、卒業生の松村香織さんのイベントをお手伝いさせていただいて。ファンの人の熱狂ぶりがすごいなと思って。「これがSKE48のファンなんだ!」と圧倒されまして。

 SKE48のファンと必ずしもイコールじゃないよ(笑)。界隈ごとに性質は違うから。

ちゃ あ、そうなんですね。

犬 今までそんなに触れてこなかったんだ、アイドルというものに。

ちゃ 中学生の頃、AKB48が流行っていて、小嶋陽菜さんはその時から好きですね。今でもYouTubeは見てます。かわいい♥

 このページで初めて「♥」が使われたよ(笑)。握手会とかコンサートは?

ちゃ 行ったことないです。沖縄出身なので。

犬 ちゅり(高柳明音)と(松井)珠理奈の卒業コンサートが初めての名古屋だったんだ。

ちゃ そうですね。完全に初めての街でした。

 まず、名古屋という街はどう思った?

ちゃ 空気がピリついてないなって思いました。温かさもありつつ、発展している街だなって。沖縄で育つと、東京の人が歩くのって、すごく速く感じるんですよ。それに比べたら、名古屋はおしゃべりしながらゆっくり歩いてるなーと思って。親しみを持ちました。

 笠寺の駅で降りて、会場に向かうでしょ。ファンがいっぱいいるじゃない? それってどういう光景に映るの?

ちゃ それ以前に、電車の中からすごくて。高柳さんの思い出をファンの人が振り返りながら会場に向かってるんですよ。

 そこからして異文化体験だったんだ(笑)。まずは土曜日のちゅりから振り返ろうか。何かメモしてながら観てたじゃん。

ちゃ はい! 1曲目の『愛の数』のところには「歌上手くない?」って書いてあります。

 感想がフランク(笑)。

ちゃ だって、何千人もいる前で堂々と歌うのってすごいじゃないですか。あとは……一番好きになった曲は『恋のお縄』でした!

犬 ほー。それまたどうして?

ちゃ キャッチーじゃないですか。初めて聴いたんですけど、こういう曲は私みたいな新規も取り込めるんじゃないかなって。沸きましたね。

犬 じゃあ、シングルカットだな(笑)。

ちゃ あと、『Escape』をみよまるーちゃん(野村実代、井上瑠夏)がセンターで踊ってて。みよまるのスタイル、すごいですね!

 劇場でもそうだけど、大箱でも目立つよね。大事なことだよ。

ちゃ スタイルがいい人って、見ちゃいますよね。須田(亜香里)ちゃんとか。

 相も変わらずグッドシェイプをキープしてるよ。

ちゃ スタイルのいい人とダンスが大きい人に目がいくなって思いました。

犬 ビジュアルとダンスってことね。


――座談会の続きは絶賛発売中のBUBKA6月号にて!


犬飼華……48G、坂道シリーズ全般を取材するライター。松井珠理奈番記者。
ちゃたん……本誌SKE48担当編集見習い。SKE48のDance Practiceを観るのにハマっている。