【BUBKA7月号】お笑いラジオアプリ「GERA」大特集!!ラランド
音声メディア戦国時代──その中でもお笑い芸人に特化したラジオアプリ「GERA」。ラジオブームが続く昨今、芸人×ラジオという組み合わせはより一層の需要が高まっている。「大好きな芸人のラジオが聴きたい」と思うリスナーにとって、ラジオとはもはやFMやAMにこだわる必要がないのかもしれない。そこで今回、GERAから放送・配信中の4番組をピックアップし、取材を敢行。ここで語られた、それぞれの冠番組、ラジオ、お笑いへの向き合い方を読めば、各番組が愛される理由が分かるはず!
放送界を変えたい
――お二人は今までどんなラジオを聴いて育ってきましたか?
ニシダ 俺はもうめちゃくちゃ聴いてました。一番最初に聴いたのは、J‐WAVEでやってた『木村カエラのOH! MY RADIO』。Perfumeさんがそこから出てきたでおなじみの。そこから『くりぃむしちゅーのオールナイトニッポン』とか。あとは『アンタッチャブルのシカゴマンゴ』とか芸人さんのラジオを聴きだして。
サーヤ 山里(亮太)さんの(『山里亮太の不毛な議論』)は言わないの?
ニシダ 山里さん! もちろん聴いてました。
サーヤ それ一番最初に言うところだよ。10年間ぐらい聴いてるんですよ。だって未だに、山里さんとご一緒するときだけイップスになっちゃうんですよ。もう、緊張で。「山里イップス」って呼んでるんですけど。
ニシダ そうね。未だにリスナーっていう感じになっちゃうね〜。
サーヤ 私はNACK5の『The Nutty RadioShow おに魂』ぐらいしか聴いてなかったんですよ。「(大人の)マル決」っていうちょっとエッチなコーナーがあって、こっそり夜聴いたぐらいで。
――なるほど。お二人にとってのラジオの捉え方は全然違ってそうですね。
サーヤ そう、全然聴いたことない状態でGERAの仕事をいただいたので、1分に1回はボケないといけないって思ってました。ゆるい時間でいいというのは後々ニシダに教えてもらいましたけど、コンスタントにボケ続けなきゃ聴いてられなくね?って思ってた。
ニシダ ちょっと鬱陶しいぐらいボケてたんですよ(笑)。「間違ったラジオ」だった感じしたもん。
―― ニシダさんの中での「間違ったラジオ」「正しいラジオ」とは?
ニシダ リスナーに名前つけるのが嫌なんですよ。そこは聴いてる自分と、パーソナリティーの一対一の関係だとずっと思っていて。
――確かに今リスナー全体を総称する文化がありますね。
サーヤ ボロカス言ってたもんな、それ。私たちの番組に「リスナーに名前つけてくださいよ」みたいなメールが来た時もニシダはボロカスに切ってて。「そういうやつが他で変なこと言ってたら俺らの責任になるだろうが!」みたいな(笑)。まぁそれはすごい理解できる。
――GERAと地上波のラジオとの違いはどんなところにあると思いますか? サーヤさんはお一人でもやられて(文化放送『ラランド・サーヤの虎視舌舌』)いますよね。
サーヤ そうですね……私文化放送で一回大麻関係の話をして「それでは聴いてください。舐達麻で……」とか言ってたら、結構ヒヤヒヤしてて、スタッフさんが(笑)。だから今GERAが、本当にアングラのいい部分を吸収してる感じしますね。
ニシダ ファンの人がお金払ってスポンサーしてくれるから。しがらみもないですしね。
サーヤ 一番自由に好きなこと喋ってるのは、声溜めラジオかもしれない。
――だからこその、下ネタ率。
サーヤ そうですね。他で制御されちゃってるせいで、今ここはすごい下ネタばっかりです。最近私は性教育の話しかしてないですから。
――サーヤさん扮する「性教育の遅れ指摘おばさん」!
ニシダ 最初ボケで言ってる感じだったのに、ボケに人格が乗っ取られてきて(笑)。俺がちょっと古いこと言ったら、すっごい攻撃してくる。
サーヤ まぁ本音をボケみたいな風味にして渡しただけで、本音ですから。
――インタビューの続きは絶賛発売中のBUBKA7月号にて!
ラランド
レモンジャム所属。サーヤ(写真左)、ニシダ(写真右)によるお笑いコンビ。「M-1グランプリ2019」準決勝進出。『ラランド・ツキの兎』(TBSラジオ)ほか、ラジオにて複数のレギュラー番組を持つ。詳しくはラランドの公式Twitterをチェック。
お笑いラジオアプリ GERA毎日20時に放送。計35組の芸人のラジオ番組が無料で聴き放題。詳細は番組HP(https://gera.fan/)をチェック!
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