【BUBKA7月号】お笑いラジオアプリ「GERA」大特集!!ヒコロヒー
音声メディア戦国時代──その中でもお笑い芸人に特化したラジオアプリ「GERA」。ラジオブームが続く昨今、芸人×ラジオという組み合わせはより一層の需要が高まっている。「大好きな芸人のラジオが聴きたい」と思うリスナーにとって、ラジオとはもはやFMやAMにこだわる必要がないのかもしれない。そこで今回、GERAから放送・配信中の4番組をピックアップし、取材を敢行。ここで語られた、それぞれの冠番組、ラジオ、お笑いへの向き合い方を読めば、各番組が愛される理由が分かるはず!
リスナーとの共犯関係
――ヒコロヒーさんは元々どんなラジオを聴いて育ちましたか?
ヒコロヒー(以下ヒコ) 私、松浦亜弥さんの大ファンだったので。あややの『Let’s do it』っていうラジオがあって、一番最初にラジオに触れたのはそれがきっかけです。小学6年生とか、中学校1年生とか。「あややの活動を全部追いたい」って思ってたんですよね。
――アイドルからラジオって、すんなり入れますよね。
ヒコ 入りやすいですね。矢口さんのオールナイトニッポン(『あなたがいるから、矢口真里)』も聴いてました。高校生ぐらいのときにはブラックマヨネーズさんの『(ブラックマヨネーズの)ずぼりらじお』にハマって。『くりぃむしちゅーのオールナイトニッポン』とかも世代ですね。芸人さんのラジオの面白さを知りました。
――ラジオから自分の芸風に影響を受けたところってありますか?
ヒコ 影響を受けたかどうかはわからないけど、私はラジオっぽい感じの芸が好きなんだなとは気付きましたね。ラジオって、パーソナリティが化粧せずに喋るっていうお仕事なので。お笑いにしても、化粧せずにお笑いやってる人が好きだな、とかはあります。
――確かに、ヒコロヒーさんも化粧してない感じある。
ヒコ 私の場合は本当に化粧してない(笑)。あ、今日は取材があるので化粧しました。顔に。
――『ストロベリーワンピース』は普段どんな気持ちで取り組んでいるんですか?
ヒコ 何にも考えてないわけじゃないんですけど、でもパーソナルな部分に取り組まないといけないというか。お笑いの実力ももちろん必要なんでしょうけど、でも自分もリスナーやったからわかるけど、やっぱり聴いてくださっている方って、その人の人柄を好きになるんですね。良いも悪いも自分の人柄を出したいかもとは思ってるかもしれないですね。
――わりとヒコロヒーさんの「素」の状態が出てますか?
ヒコ 作家さんに聞いたら他の芸人さんとは本番始まる前にめちゃくちゃ打ち合わせしてるみたいですね。「最近こういうことあって」「じゃあそこからこういうトークに派生しましょう」みたいな。私は、入って、座って、お便り読んで、じゃあ行こうという感じで。ピン芸人っていうのもあると思います。
――一人で完結させるのが染み付いている。
ヒコ そう、主にその場でね。
――芸人さんは売れてからもラジオを大事にされてる方が多いと思うのですが、ヒコロヒーさんもそういう「ラジオと芸人の相性の良さ」みたいなものを感じていますか?
ヒコ あぁ……芸人がっていう主語では語れないですけど、「あり方」が変わってるじゃないですか。先輩方の世代でいうラジオって、もっと自分たちだけのものみたいな。で、聴いているリスナーも、秘密を守るし。共犯関係がしっかりできているっていう時代のラジオと、今のラジオってもう全然わけが違うので。それこそ化粧して喋らないといけなかったりもするでしょうし。
――インタビューの続きは絶賛発売中のBUBKA7月号にて!
ヒコロヒー
松竹芸能所属。自称「国民的地元のツレ」。「R-1グランプリ2021」準決勝進出。「女芸人No.1決定戦THE W」2017から2020まで連続準決勝進出。日向坂46・齊藤京子とのバラエティ番組『キョコロヒー』毎週水曜日深夜2時36分よりテレビ朝日系列にて放送中。詳しくはヒコロヒーの公式Twitter(@hiccorohee0016)をチェック。
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