【BUBKA 1月号】Negicco ~Road to Budokan~ vol.23『「そうやって世界を広げるんだ」 西寺郷太が示した「新しい可能性」』
リリースがパタリと止まった「空白の8ヶ月」を超えて、Negiccoは西寺郷太(NONA REEVES)作詞作曲でシングルを作ることになる。新たな挑戦。
ここでの出会いがメンバーと、長らく楽曲面を支えてきたconnieにとって運命を変える瞬間となるのだった──。
「消えない」存在
ここ数回は話の流れ上、メンバーよりも周りのスタッフたちの証言で綴ってきたが、メンバーはどう考えていたのだろうか?
前回、嶺脇社長が「まったく歌えていない。これじゃチャンスを掴んでも、すぐにボロが出る」と感じてしまったという渋谷・VISIONでのライブ(2012年3月17日)。打ち上げで叱られたリーダーのNao☆は、やはり当時のことをよく覚えていた。
「なんかヘタクソすぎて、歌が。ライブなのに『歌を聴かせたら終わっちゃうんじゃないか』って思っちゃうぐらいで、自分でも聴かせれられるレベルじゃないってことはわかっていました。だからこそ、被せで歌っていたんですけどね、当時は」(Nao☆)
逆にKaedeはライブの詳細についてはまったく覚えていなかったが、ある「変化」についてはハッキリ記憶していた。
「あっ、だからなのか。そのころから、ちゃんとボイトレをはじめるようになったんですよね」
嶺脇社長の苦言と、ボイストレーニングのスタート。大人たちが今後のことを模索していた「空白の8カ月間」の裏では、Negiccoのしっかりとした礎が着々と築かれていたのだ。
「やっぱりボイトレをはじめてから、少しずつ、みんなの気持ちが変わっていったんですよね。すぐにうまくなるわけじゃないですけど、いつかは生歌でライブをやりたいなっていう思いが徐々に出始めてきたんですね。 それは心にも余裕がでてきたからだと思います。いままではずーっと『どうなっていくんだろう』感があったわけじゃないですか? この先、どうなるかわからない。それこそ本当にNegiccoが続いていくかどうかだってわからなかった。 それがTパレに入って、ようやくNegiccoが『消えない』存在になったんだなって思えるようになったから」(Nao☆)
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2003年に結成された新潟在住アイドル・ユニット。メンバーはNao☆、Megu 、Kaede。 現在「にいがた観光特使」を務める。これまでに西寺郷太、矢野博康、小西康陽、田島貴男、池田貴史、土岐麻子、さかいゆう、堂島孝平などのアーティストから楽曲提供を受ける。昨年2016年は中野サンプラザ、NHKホールでのワンマンライブ、新潟苗場にて2daysワンマン「私をネギーに連れてって in Naeba supported byサトウ食品」を行った。2017年春にはZepp DiverCityをファイナルとしたライブハウスツアー「SPRING2017 TOUR~ライブハウスのネギ~」を成功させた。
Negicco OFFICIAL WEBSITE http://negicco.net/
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