【BUBKA 3月号】ももいろクローバーZ 百田夏菜子×有安杏果 対談『いちばん近くの笑顔を守りたかった』

沈黙の先、辿り着いた答え

「ももいろクローバーZを続けていくためにいちばん近くにいる人の笑顔を止めるわけにはいかなかった」


当初、ここからのページでは5人による「ラスト座談会」を予定していた。

ところがスケジュールの都合で百田夏菜子だけ、先に次の現場に移動しなくてはいけなくなった。そこでまず「百田夏菜子×有安杏果」による10分間の対談を敢行。その後、メンバーが次の語り手を指名する形で、対談をリレーしていく、というシステムを採用(発案者は玉井詩織)。最後の「言葉の交流」がはじまる-。


杏果 最初に私が辞めるって話をしたとき、夏菜子だけがずっと言葉を発さなくて。

夏菜子 うん。

杏果 あっ、違うわ。最初に夏菜子が私に確認したんだよ。「ももクロを辞めるの ? それとも芸能界自体を辞めるの?」って。だから「うん」って。そこからずーっと黙ってたよね。

-1時間半、黙っていたと聞いています。

夏菜子 なにを優先したらいいのかわかんなくなって、頭の中がグチャグチャになっちゃったんだよね。

杏果 正直、表情だけではなにを思っているかはわからなかったので「怒っているのかな?」って。

夏菜子 ううん。怒ってはいないよ。

杏果 受け入れてくれるのかな?って思っていたんだけど、みんな「受け入れなくちゃいけないよね」って話し合いが固まってきたときに「残りの時間を楽しく過ごそうね!」って笑顔で言ってくれて。その言葉を聞いたときにはすごく……うん、1時間半の中でいろんな想いが駆け巡った結果、グループのリーダーとして、そういう風に受け入れてくれたのかなって。


―― 対談の続きは絶賛発売中のBUBKA 3月号にて!


百田夏菜子(ももた・かなこ)
1994年7月12日生まれ、静岡県出身。午前0時になっても魔法は解けない茶畑のシンデレラにして、ももクロの最強リーダー。沈まぬ太陽は悲しみを乗り越え、それぞれの人生を照らし輝き続ける。愛称は「かなこぉ↑↑」。