【BUBKA 3月号】ももいろクローバーZ 高城れに×有安杏果 対談『葛藤の中で気づいた本当の気持ち』
繋いだ手、伝わる心
「一緒にやっていきたい気持ちの何分の1かは自分のエゴだなって」
メンバーの総意で最後に登場することになったのは、ある意味「盟友」ともいうべき高城れに。2012年に結成された『事務所に推され隊』は、前山田健一によるオリジナル曲『事務所にもっと推されたい』のキャッチーさも相まって、広く長くファンに愛されることになった。
そんな自虐曲が成立してしまう存在だった有安杏果が、卒業するときには日本中が大騒ぎになるような状況を生みだす存在になってしまったのだから、なんとも感慨深いが、他のメンバーの誰よりも有安杏果と一緒にいる時間が多かった高城れには、もっともっと感慨深いはず、である。だが、そんな2人によるトークはここまでとはちょっと違った展開になっていく――。
―お待たせしました、高城さん。ずっと対面に座っている有安さんを見ていましたが……。
杏果 テーブルの上のマスカットを取るたびに目が合ったね(笑)。
れに ごめんね。せっかくいい話をしてくれていたのに、マスカット食べたいなぁ、と思っちゃってさぁ~。
―ふたりでいる時間が、この8年間で一番長かったと思います。
れに そうですね。やっぱり『事務所に推され隊』として、杏果とふたりで仕事することが多くて。推され隊から発展したテレビ番組(TBSで深夜に放送されていた『ももクロ団×BOT』)も2人で撮っていたし、ラジオでもこのコンビが一番多かったと思うし、すごく関わりが多かった。推され隊だけじゃなくて、ライブでもシンメが多かったから、ライブ中、目が合う回数も一番多いよね。
杏果 そうだね。すごく目が合う。1曲目のときは「今日もがんばろうね」って、お互いに目で会話をしている感じ。
―― 対談の続きは絶賛発売中のBUBKA 3月号にて!
高城れに(たかぎ・れに)
1993年6月21日生まれ、神奈川県出身。憂鬱なレィニーに降られても心は決して錆びないももクロの鋼少女。夢楽咲喜共和国の空はいつだって沖縄のように雨のち晴れ。芽吹いた緑の絆は消えやしない。愛称は「れにちゃん」。
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