【BUBKA 5月号】 乃木坂46 和田まあや×伊藤かりん インタビュー 『秘密の処世術』
選抜とアンダー。それは乃木坂46に存在する明確な境界線。しかし、アンダーにいても光を届けることができると奮闘するメンバーがいる。強烈な個性、独特の存在を武器に戦う和田あやと伊藤かりん。ここからしか見えない世界を聞いてみた。
天才型と努力型
――おふたりは乃木坂46で活動を続ける中で、それぞれ独自のポジションを見つけた人たちかなと思っていまして。
伊藤 確かにそうかも。
――でも、それって意識してこうなろうと思ったわけではないですよね。
和田 まったくないです。そもそも私は、こうなりたいっていう目標がなかったから。
伊藤 あ、そうなんだ。
和田 何もわからなすぎて、とりあえず目の前のことをこなすことに精一杯だったというか。だから、良いのか悪いのかわからないけど「こうなるんだ!」っていうのは持ってなかったですね。
伊藤 私はもともと、選抜という概念とは違うかもしれないけど、テレビとかに出て、中心まで行かずとも王道として目立つことを目標にしていました。でも、最初の頃はあまりお仕事がなくて暇で、そんなときに将棋のお仕事を最初にいただいて。それも別に違う道に逸れようと思ったんじゃなくて、王道に進んでいくために仕事をしているだけだったんです。
――そもそも最初から将棋に興味があったわけではなかったですもんね。
伊藤 そうなんです。あの頃はまだ、とにかくやれることをやって頑張ろうという時代だったので。そこで続けていくうちに、もう将棋が自分のパワーになっていたから、だったらそこを強化して自分のポジションを探そうみたいな感じで続けていたら、気づいたらこうなりました(笑)。
――いや、立派ですよ。
和田 本当にすごい。
伊藤 最初はね、歌番組に出ることを夢見ていたんですけどね(笑)。でも、途中からシフトチェンジして。
――選抜メンバーとして表題曲を音楽番組で歌ったりとか、そういう欲も?
伊藤 あんまり。それこそ、ちょっと時期が過ぎちゃってもう厳しいとは思うんですけど、本当はアンダーで『Mステ』に出たかったんです。だって、それは自分のポジションで出られるわけだし、自分が5年間頑張ってきたアンダーのみんなと一緒に出られたらいいなっていう。それに、選抜はもちろん仲間だけど、普段の活動で接している時間が少ない子たちが多いので、ちょっと自分の中で違う……いとこぐらいの感覚というか(笑)。もちろん大切な仲間には変わりないけど、私はアンダーメンバーの子たちと出たいという気持ちが強かったんです。
和田 そうだね。
―― インタビューの続きは絶賛発売中のBUBKA 5月号にて!
和田まあや(わだ・まあや)●1998年4月23日生まれ、広島県出身。天才とおバカは紙一重だということを体現する、乃木坂46の逆クイズ王。先日の『乃木坂工事中』の「頭NO王決定戦」にて、エジソンの名言を「天才とは1%の努力と99%の才能」と回答。新たな名言が発明された瞬間であった。愛称は「まあや」。
伊藤かりん(いとう・かりん)●1993年5月26日生まれ、神奈川県出身。行動力や心遣いが臨界点を突破している、気配り戦隊の有能レッド。佐々木琴子と香港旅行に行った際、電車・ホテル・食事など全てを完璧にコーディネート。ファンから「かりん有能!!!」という声が相次いた。愛称は「かりん」。
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