【BUBKA 6月号】 ももいろクローバーZ Road to 桃響導夢 ~虹の懸け橋~ 玉井詩織 インタビュー 「私は自分の筋を通したい」

新曲『笑一笑』も発売され活気づくももいろクローバーZの目前に、いよいよ東京ドーム大会2DAYSが迫ってきた。今月、水道橋へと懸かる虹に色を加えるのは「才能と気合が同居する永遠の美少女」として知られる玉井詩織 aka しおりん。みんなの妹を大人へと変えた10年という歳月。どこまでもナチュラルに「ももクロに就職」した彼女が語る、仲間のこと。自分のこと。 


奈良の桃色空 

 ――2018年に入って玉井さんのソロ活動がとても目立ちます。ドラマ『女子的生活』(1月にNHKで放送)のレギュラー出演にはじまり、4月にはサムライ・ロック・オーケストラの『オズの魔法使い』公演にてドロシー役を演じることに。 

詩織 率直に言えば、嬉しいですよね。グループとしての活動をしながら、こうやって個人でのお仕事をしていると「理想のももクロ」に近づいているような気がして。 

――理想のももクロ、ですか? 

詩織 それぞれが個人として活躍して、みんなが集まったらグループとして活動する。一人一人がそれぞれのソロ現場で大きくなって、そこで得たものをももクロに持って帰ってくる。その積み重ねでグループとして成長できると思うから、いいことだなって。 

――頑なにソロコンをやらないできた玉井さんですけど、(百田)夏菜子ちゃんが朝ドラに出ているときには「なんか、私だけももクロに外からなにも持ち帰ってこれない……」と不安そうにしていました。それが、今では多くのものを持って帰れる立場になって。 

詩織 そうですかねぇ(笑)。うーん…… 実際、そうは言ったものの、あんまり意識していなかったかもしれないです(笑)。 

――そのあたりが実に玉井さんらしくもあるとも思いますけど(笑)。ちなみに歌も安定感が素晴らしい、とも感じています。2月の横浜アリーナで歌った『涙目のアリス』(2012年の横浜アリーナコンサートで会場限定販売された『ももクロ★オールスターズ2012』に収録されている玉井詩織のソロ曲。作詞は松井五郎、作曲は林哲司が担当しており、80年代ライクな王道路線で往年のファンを痺れさせた隠れた名曲)は素晴らしかったです。 

詩織 あれは自分でもびっくりしました。あれ?って(笑)。これはももクロの七不思議なんですけど「ソロ曲なのに、自分のキーに合わせてくれない」っていう(笑)。『涙目のアリス』もめっちゃ苦手意識があったんですよ、いままで。キーが高すぎるから。 


―― インタビューの続きは絶賛発売中のBUBKA 6月号にて!