【BUBKA 7月号】 HKT48 宮脇咲良 インタビュー 「自分のためではない正義 みんなのための勝利」

48グループの頂点に君臨し続けた指原莉乃は言うまでもなく異端児。

しかし、彼女の背中を誰よりも貪欲に追い続けていたのが、アイドルとして絶対的な正当性を持つ宮脇咲良だったことが面白い。

そして、その絶対的女王のいない戦場で、宮脇はどう戦い、何を手にするのか? 誰かのためだけに戦う、初めての6月がやって来る。


傷つきながら

――「総選挙で1位」という目標を掲げて挑む選抜総選挙が目前に迫ってきていますが、その話を聞く前に、AKB48兼任として最後の出演となったさいたまスーパーアリーナでのコンサートについてお聞きしたいです。様々な感情を持ちながらステージに立っているような感じが、メンバーの皆さんの雰囲気から伝わってきたんですけど、宮脇さんはいかがでしたか?

宮脇 やっぱり兼任させていただいているので、どうしても申し訳なさはあります。

――ファンの間でも兼任解除組の参加には賛否両論ありましたね。

宮脇 私たちもそのことについて悩んでいたので、「どうしたらみんなが納得する形になるのか」ということを(横山)由依さんたちとも話していました。難しかったです。兼任という制度が始まってからすごく長かったですが、とても勉強になりました。

――実際、HKT48の単独コンサートもAKB48のコンサートもそれぞれのグループの良さが出ていて、ファンの満足度の高いステージになっていたと思います。

宮脇 ありがとうございます。

――『AKB48紅白』があったじゃないですか ? あそこを起点にAKB48グループ全体の流れが変わってきているような気がしているんです。岡田奈々さんが自分のスキルで勝負するところを見せたり、岡田さんの盟友である村山(彩希)さんが劇場で頑張って……というような、ある意味わかりやすい実力みたいなものを見せる人たちが新しい世代で出てきているというか。AKB48グループっていろんな面で叩かれやすいグループだと思うんですけど、だからこそちゃんと実力を見せる「AKB 48をなめるな!」っていう意志を感じてるんです。宮脇さんはそういうエネルギーみたいなものは感じますか?

宮脇 感じますね。AKB48単独コンサートの時は、2年ぶりってこともあったし、やっぱりメンバーも、もちろん気合いが入っていて、パフォーマンスが本当にすごかったです。


―― インタビューの続きは絶賛発売中のBUBKA 7月号にて!


宮脇咲良(みやわき・さくら)
1998年3月19日生まれ、鹿児島県出身。HKT48チームKIV所属。エースとしてグループを引っ張り続ける、HKT48の看板役者。YouTube界にも進出し、活躍の場を拡大中。名古屋の地で栄光を掴み取り、歓喜のさくら吹雪を吹かせることができるのか注目が集まる。愛称は「さくら」。