【BUBKA 7月号】 NGT48 中井りか×吉田豪 インタビュー 「邪道アイドルの生きる道」

48グループ内でもヒールでありながらファンや世間から熱狂的な人気を獲得しているアイドル・NGT48 中井りか。

学生時代の辛い経験、アイドルになってからくぐり抜けた過酷な状況。

その中で、常に自分のリスクをかえりみず信念と真実を発信してきた彼女。人とは違うことして戦い続ける邪道アイドルの魅力を、写真と吉田豪による炎上すれすれのインタビューで迫ります!


失うものはない

中井 (撮影を終えて、テーブルに並んだおにぎりとかを見て)ご飯食べたいな……。

――食べながらの取材で大丈夫ですよ。

中井 え、ホントですか? 失礼じゃないですか? ……じゃあ遠慮せずに食べます! 

――気にしないで下さい! まずは、昨日の『オールナイトニッポン』よかったですよ。

中井 え、聴いてたんですか? うれしい!!

―― 単独『オールナイト』はどうでした?

中井 最初はめっちゃ緊張してたんですけど、大人の人たちに「逸材」みたいに悪意丸出しなハードルの上げ方されて、ホントちょっとムカつきながら始まったんですけど。やっていくうちに、人の文句になると熱が入るので、そうなると自分のペースで問題なく。

――そっちのほうでハードル高いと思いましたよ。とにかく波風が立つようなことを言わせよう言わせようとしてたじゃないですか。でも、そこで絶対に引かないのがすごくて。

中井 はい。だって思ってること言わされるだけだから、私は隠すことは何もないので。

――実名を出さなきゃいいか、ぐらいの。

中井 はい、そんな感じです。

――よくブレーキを踏まずにいけますよね。

中井 ふつうだったら踏みます?

――一瞬、躊躇はしちゃいますよね。

中井 自分のイメージはもう地に落ちてるから。これ以上、下がることはないと思ってるから、いまさら失うものはないんですよね。

――なるほど。デビュー当時だったら考えて守りにいくだろうけど、いまさら関係ない、と。どこで地に落ちたと思ったんですか?

中井 SHOWROOMをずっとやってて、素を出したほうがファンがついてきてくれたんですけど、一般的なイメージではアイドルらしくないっていうことで、「あんなのアイドルじゃない」って言われるようになってから、べつにイメージとか気にしないようになって。

――わかる人はわかってくれてるし。

中井 はい。

――わかりやすく暴言が拡散され始めて、ヤバいことになったなとは思ったんですか?

中井 思わないです(あっさりと)。

―― インタビューの続きは絶賛発売中のBUBKA 7月号にて!


中井りか(なかい・りか)
1997年8月23日生まれ、富山県出身。ラッパーのように切れ味の鋭い言葉のセンスで、48グループをゼロから這い上がっているイルマティック・アイドルの完成系! たまにShowroomで号泣、モバメで病んだことを書く姿勢、すべてをさらけ出す彼女にプロップが集まりつつある。NGT48・チームNⅢ所属。