【BUBKA 7月号】 AKB48・STU48 岡田奈々 インタビュー 「王国の意地」

デビュー直後、すぐにAKB48の未来を託されて以来、彼女らしく実直にここまで歩んできた。

変化し続ける環境に戸惑うことも多かったはずだが、それでも腐ることなく、諦めることなく、誰よりも「真面目」でいたからこそ、今年の総選挙で「1位」という目標を声に出すことができる。

「生き残った少女」にAKB48の希望を見出したい。


名乗り

――総選挙が近づいてきましたが、今はどんな心境ですか?

岡田 今は(加藤玲奈が座長を務める)劇団れなっちが終わったばかりなので、まだ気持ちが総選挙モードに切り替わっていないという状態です。

――稽古を含めるとどれくらいの期間関わっていたんですか?

岡田 1か月くらい前に顔合わせがあって、毎日のように稽古がありました。その期間は稽古以外のことはしていなかったですね。もう、気持ちがジュリエットになっちゃって(笑)。

――後半の乙女っぷりがよかったですよ。とはいえ、総選挙へとギアチェンジをしてもらいたいんですが、目標は1位なんですよね。

岡田 はい。1位にしました。ベスト5を目標に設定していたんですけど、今回の総選挙で1位を目指しているメンバーがさくちゃん(宮脇咲良)、(松井)珠理奈さん、(白間)美瑠さん、須田(亜香里)さんくらいだと思うんですね。その中にAKB48のメンバーがいないということに気づいたんです。それは、グループとしてよくない状況なんじゃないかと思いました。STU48と兼任している身ではありますけど、これまでAKB48として活動してきましたし、グループの代表としてセンターもやらせていただきましたから。1位を目指してもいいんじゃないかと思って、立候補しました。

――そうなんですね。数か月前に聞いた時から上方修正したから、何か理由があるんだろうなと思っていました。

岡田 でも、そこに葛藤はあまりありませんでした。やっぱりセンターをやらせていただけたことが自信になったんです。大好きな渡辺麻友さんが卒業した今、麻友さん以外の(AKB48の)メンバーが1位を獲らなきゃいけないと思ったので。

――そういう理由があったんですね。

岡田 AKB 48 のメンバーだと、横山(由依)さんはベスト3を目指していますし、みーおん(向井地美音)は神7と言っていたので、「これは私が目指さなきゃ」と。


―― インタビューの続きは絶賛発売中のBUBKA 7月号にて!


岡田奈々(おかだ・なな)
1997年11月7日生まれ、神奈川県出身。AKB48・チーム4副キャプテン/ STU48・キャプテン兼任。正義の名のもとにアイドル界を航海する、キャプテンナナ。チョコミントの素晴らしさを伝える、チョコミン党の党首としても活躍中。愛称は「なぁちゃん」。