【BUBKA 8月号】 けやき坂46 加藤史帆×齊藤京子×佐々木美玲 インタビュー 「幸せが集まる場所」

耐えてきた時間、忍んできた思いを、ハッピーオーラで包んで、ポジティブな空気だけをファンに届ける。

それができるのは1期生がどんな時も弱音を吐かず、必死に戦ってきたからだ。

ひとつの夢が叶い、自分たちが輝ける場所を見つけた今だからこそ、もっと大きな何かを掴みたいと願う。

こうして、幸せな旅路は第二章へと突入する。


悲願成就

――けやき坂46として初の単独CDとなるアルバム『走り出す瞬間』が6月20日に発売され、それに先駆けて6月4日からはアルバムを携えた東名阪ツアーもスタート。アルバムタイトルではないですが、本当にここからけやき坂46が一気に走り出すような印象を受けます。

3人 はい。

――その直前の5月8日には結成2周年を迎えたばかり。改めて、今皆さんがグループとしてどこを目指していて、どういうところにけやき坂46のアイデンティティーを感じているのか、そのあたりについてお話を聞かせてもらいたいと思います。まず、今回の単独CDを機に、それまでの「欅坂46の中のけやき坂46」という漢字欅ありきのスタンスから、「けやき坂46というひとつのグループ」として見られることになると思います。となると、外の世界に出ていったときに、欅坂46は知っているけどけやき坂46を知らない人からは「けやき坂46って何?」と言われることが増えると思うんです。

佐々木 そうですよね。

――そういう中で、自分たちはほかのアイドルグループとどこが違うのか、自分たちの武器はなんだと思いますか?

齊藤 そもそもまず漢字さん、欅坂46とは別グループだということを説明しないと、わかってもらえないですよね。それを理解してもらわないと、ハッピーオーラっていう私たちのモットーをわかってもらえないのかなと。

加藤 うん。漢字さんがクールでひらがなが可愛い系っていう、漢字さんがあってこその武器しかないので、外に出たときに武器らしい武器がなくて……。

佐々木 だから、何か「ひらがなといえば、これ」というものを探せたらいいなと、まさに今考えているところなんです。

――ハッピーオーラというのも、漢字欅のクールさがあるからこそ際立つものですし、そもそもアイドルってどのグループも比較的ハッピーなオーラをまとっているものだと思うんです。

佐々木 そうなんですよね。だから、漢字さんがいないと、ハッピーオーラは通用しないんじゃないかと思っていて。


―― インタビューの続きは絶賛発売中のBUBKA 8月号にて!


かとう・しほ●1998年2月2日生まれ、東京都出身。見た目はクールだがテンションは高め、けやき坂46のリアクション女王。興奮すると動きがダイナミックになる。パニック時は、佐々木久美の「ふわふわ♪」という謎の呪文で落ち着きを取り戻す。愛称は「かとし」


ささき・みれい●1999年12月17日生まれ、兵庫県出身。笑顔と愛らしさが詰め合わさった、魅力包みーパン。最新アルバムではセンターを務める。先日、人生で初めてハイヒールを購入。あどけない少女から大人の女性への道を走り出した瞬間であった。愛称は「みーぱん」。


さいとう・きょうこ●1997年9月5日生まれ、東京都出身。歌、ダンス、ルックスが全て高次元である、全部のせアイドル。『KEYABINGO!4 』にて男装(きょういち)を披露。そのイケメン具合に麺バーをコッテリならぬ、うっとりさせた。愛称は「きょんこ」