【BUBKA 1月号】けやき坂46 金村美玖 インタビュー 「荒波を泳ぎぬくために」

グル―プ加入当初の自分を世間知らずで無個性だったと語る金村美玖。

それから1年が経ち、幾多の壁を乗り越えた自信が一人の少女を一人前のアイドルへと成長させた。

好きなものへの熱量が彼女の個性に火を灯し、爆ぜるときを待つ。

満点至上主義

――今回はソロインタビュ―ということで、金村美玖さんがこれまで歩んできた16年間を聞かせていただきます。

金村 私の16年間を! すごく嬉しいです。たくさん喋ります!

――どんな家庭で育ったんですか?

金村 普通の家庭ですよ。お兄ちゃんがいることもあって、小さい頃は外で遊んだり、鬼ごっこをしているような活発な感じでした。

――出身は幼稚園ですか? 保育園ですか?

金村 幼稚園です。昔から負けず嫌いな性格で、かけっことか、競争ごとは負けたら悔しくて泣いてました。自分にできない壁があると、「なんで、できないんだろう」と落ち込んで。クラシックバレエをやっていたんですけど、足をくじいたりするとすごく悔しかった。

――バレエが初めての習い事?

金村 そうですね。バレエは3歳、ピアノは5歳から始めて両方とも小学5年生まで続けてました。

――かなり早い段階で始めたんですね。

金村 親が昔バレエをやっていたから、娘にもやらせたい気持ちがあったんだと思います。だけど、私は全然上達しなくて。楽しかったんですけど賞を取れるほどでもないし、他にも向いていることがあるんじゃないかなとは思ってました。

――その後、小学生になって。小1から小3まではどんな子供でした?

金村 バレエとピアノは続けていたんですけど、変わらず男子みたいな感じでしたね。とにかく、兄がやっていることは割と影響を受けていて。ゲ―ムをやっていたら私も好きになったし、兄の好きな番組があったら私も一緒になって観るような。だから「女の子らしいか ? と言われたらそうでもないんですけど、洋服は好きだったので、そういうところは女の子らしかったかもしれないです……だけど、中身は男勝りでウェ―イ!って感じでした(笑)。

――アハハハハ。小学校高学年になると、女の子は男子よりも大人っぽくなりますよね。

金村 そうですね。思えば、小4が外で遊んでいた最後の時期でした。小5、小6は休み時間に教室で女子ト―クをしているような感じでしたね。一方、中学受験の勉強を始めた頃だったので、周りからは「最近、変わったよね」という声もいっぱい聞こえたし、学校の先生からも心配をされて。


―― インタビューの続きは絶賛発売中のBUBKA 1月号にて!


かねむら・みく
2002年9月10日生まれ、埼玉県出身。持ち前の絵心や画像加工技術を駆使し、お寿司の素晴らしさを世に伝える、けやき坂46の「スシフルエンサ――」。親友の丹生明里をネタに例えるとマグロの中落ちで、この部分はネギトロとして食べると美味しいらしい。愛称は「みく」「きんちゃん」。