【BUBKA 3月号】乃木坂46 久保史緒里 完全復活グラビア&決意のロングインタビュー「自分はこの歌という武器で、グループのために何が出来るのか」

もう二度とステージに立つことはできないのではないか。そんな風に悩み続けた日々が終わろうとしている。

北野日奈子は苦手だったダンスを堂々と踊ることで、久保史緒里は魂を込めた歌声を届けることで、その存在を証明した。

「アンダーライブは逆境から生まれたコンテンツ」ならば、ここから始まるのは、ドラマチックな逆転劇となるはずだ。

反撃の幕が開く。

もっともっと

――昨年末に武蔵野の森総合スポーツプラザで行われた「アンダーライブ 関東シリーズ」。これがあまりにも素晴らしくて、アンダーライブ特集を企画しました。中でも久保さんが伊藤かりんさんと伊藤純奈さんと披露した『私のために 誰かのために』が本当に最高で。

久保　ありがとうございます！　嬉しいです。

――あの久保さんの歌声がさらにこのライブの価値を高めたと思っています。

久保　そんなそんな……。

――そもそも久保さんは今回がアンダーライブ初出演だったわけですが、出演するまではアンダーライブという場所をどういうものだと思っていましたか？

久保　それぞれの個性を活かせる場所という思いがありました。生駒（里奈）さんが「アンダーライブ好き！これぞ乃木坂だ！」って言ってくださっていて、本当にその通りでそれぞれのメンバーにそれぞれのお歌やダンスパートがあったり、それぞれの才能を十二分に発揮できる場所。だからこそ、キラキラして見えるステージなんじゃないかなって思っていました。

――「選抜に入りたい」というような思いを持ちつつも、全力で挑まなければいけないライブだからこそ、アンダーライブってメンバーにとって定義づけの難しいライブだと思うんです。

久保　そうですね。たしかに色々な葛藤を抱えながらではありましたけど、思いとしては「ライブを良くしたい」っていう気持ちがいちばんなので、そういう意味ではパフォーマンスの向上だったりっていうのは今まで以上に意識をしたし、もっと頑張りたいって気持ちは正直、今まで参加したライブの中でいちばん強かったと思います。

――その思いがパフォーマンスにしっかり乗ってお客さんに届いたのが、『私のために 誰かのために』の歌唱だったと思うんですよ。久保さんの気合いがビシビシ伝わってきました。久保さんは演技やモデル仕事でも才能を発揮されていますけど、このグループでの自分の最大のアピールポイントは「歌」と考えているのではないかと思っていて、だからこそここでアピールしようという気持ちも大きかったのでは？

久保　ここまで自分のお歌を披露する機会はなかったので、「ここだ！」という気持ちはありました。（伊藤）かりんさんが練習中に「これファンの人聴いたらびっくりするよ！」って喜んでくださって。それがすごい嬉しかったです。

―― グラビア＆インタビューの続きは絶賛発売中のBUBKA 3月号にて！

くぼ・しおり
2001年7月14日生まれ、宮城県出身。歌唱力や演技力を武器にアイドル界というコートで宙を舞うことを諦めない、乃木坂46の「小さな巨人」。アンダーライブでは『私のために 誰かのために』を見事に歌い上げ、ファンの心にスパイクを決めてみせた。愛称は「くぼちゃん」「くぼしー」。