【BUBKA 3月号】乃木坂46 寺田蘭世×渡辺みり愛 インタビュー「消えないプライド」

目と言葉で力強く訴えかけた武道館での伝説のスピーチ、「史上最弱」の評価を覆し風船に包まれた夜。

寺田蘭世と渡辺みり愛がセンターを務めたアンダーライブは、どちらもファンの記憶に残るステージとして語られることが多い。

経験と自信を身につけ、前だけを見据えて突き進む二人が、アンダーライブに対して出した自分なりの答えとは?

初日と3日目の私

――まずは昨年12月のアンダーライブ関東シリーズを振り返ってください。

寺田 私は熱を出しちゃって、リハーサルからあまり参加できなくて……。

渡辺 じゃあ、私から。久しぶりに熱いライブになったと思いました。それは、みんなの意識がちょっとバラけていたところに話し合いがあったというのが大きかったと思います。振り付けもしっかりと固めたし、みんなの意識向上がそうさせたのかなって。

――話し合いをしようというのは、北野日奈子さんが言い出したと聞いています。

渡辺 そうです。「みんなにこういう話をしたいと思ってるんだよね。一人じゃ無理だからみり愛助けて」って言われて。何も助けてないんですけど(笑)。

――そうなんですか(笑)。

渡辺 私はそばにいただけです。でも、日奈子が感じていたモヤモヤは私もあったんです。みんながそれぞれ頑張ってはいるけど、頑張り方の方向性が違うというか。「個性も大事だけど、ここではみんなで揃えましょう」っていう話を日奈子は上手く伝えていました。

寺田 私はその話し合いに(体調不良で)一瞬しか参加していないんです。話し合いどころか、リハにもそんなに出てなくて、申し訳なかったです。その話し合いって何回かしてるの?

渡辺 うん。

――でも、そのモヤモヤっていうのは理解できますか?

寺田 アンダーライブは毎回メンバーもセンターも変わるから、空気が毎回変わるんです。みり愛が言ったように、「頑張りたい」の方向性ってみんな違うんですよ。3期生だってここで仕事をしているから、「これが私の色だ!」みたいなものを持っていますから。

――ただ、コンサートというものはみんなでひとつのものを作る以上、日奈子さんの声は正しいですよね。個人仕事の現場とは違うわけですから。そこをどう融合させていくのかというのが大事になってくると思います。

渡辺 メンバーもスタッフさんも言ってくれてたのが、「(2017年の)東京体育館の時の熱量がほしいよね」っていうことだったんです。たしかに、あのライブはよかったなぁと思うし、あの時の気持ちや盛り上がりを出せたらいいなっていうのはありました。


――インタビューの続きは絶賛発売中のBUBKA 3月号にて!


てらだ・らんぜ
1998年9月23日生まれ、東京都出身。可憐な見た目とは裏腹に、その日しか来れないファンのために体調が悪くてもライブや握手会に出る「ど根性ガール」。その熱量で理をピョンと跳び越え、1+1を100にしてしまう。愛称は「らんぜ」。

わたなべ・みりあ

1999年11月1日生まれ、東京都出身。先日、北野日奈子と『猫舌SHOWROOM』に登場。互いの破けることない愛で話が風船の様に膨らみ2時間超の放送となりファンをミリア充に。このコンビ復活を喜ぶ歓声が宇宙まで轟いた。愛称は「みりあ」。