【BUBKA 6月号】乃木坂46 中村麗乃 グラビア&インタビュー「蕾」

誰にでも可能性はあり、誰もが未来の乃木坂46のために必要なメンバーだけど、伸びしろ抜群という意味で中村麗乃はトップクラスの逸材だ。

花開く日をただ待つだけでなく、陽の当たる場所で、水を与えよう。

怖いくらいのやる気

――つい先日、23thシングルの選抜発表がありましたが、中村さんはアンダーでした。ただ、直後に発表したブログの内容は非常に前向きなものでしたね。「やる気であふれています!」と力強い言葉がありました。

中村 自分でもなんでだかわからないんですけど、最近考え方が変わってきているんです。今までだったら絶対にマイナスなことしか考えられなかったんですけど、今回は入れなかったことによって逆にやる気が増しました。今、本当にやる気しかないんです。スタッフさんにも「なんか最近変わったけど、良いことあったの?」って言われたりするぐらい、他の人からも変化が見えるくらいプラス思考になりました。

――何かきっかけはあったんですか?

中村 1月にやらせていただいてた舞台『逆転裁判 ―逆転のGOLD MEDAL―』の影響かなって思っています。あの現場で得たものがすごい大きくて、そこから意識が変わった気がします。

――あの舞台は乃木坂46から一人での出演でした。そういう「一人で仕事をする」という部分が自信になったということなんでしょうか?

中村 単独で何かをするっていうことが初めてでしたし、「乃木坂46」っていう看板を私ひとりが背負って出るってなった時に責任が大きくて、最初はもう毎日「どうしよう!どうしよう!」 とずっと言ってたんですけど、でも逆にすごい慎重になれて、それが良かったんじゃないかなって思ってます。まだ「自信がつきました」とは言えないけど、お芝居することを本職としている方々に囲まれて、その方々の本気度や熱量にすごい影響されて、私も生半可な気持ちで出来ない状況が毎日続いてたから、それが自分の中に染み付いて、そういう状態を維持して今まで来れてるんじゃないかなって思っています。

――なるほど。舞台『逆転裁判』以来、高いモチベーションをキープし続けているんですね。とは言え、一人で挑戦した外仕事とは違い、グループに戻ると他メンバーとの競争など、現実も見えてきますよね。

中村 今までは他のメンバーと比べちゃっていました。でも、最近は人それぞれ個性が違うからその人のやり方でやってっていいんじゃないかなって思うようになって。もちろん上を目指すには、周りの人と比べるっていうことも時には大事になってくるんですけど、やり方は同じじゃなくてもいいかなって思うんです。


――グラビア&インタビュ―の続きは絶賛発売中のBUBKA 6月号にて!


なかむら・れの
2001年9月27日生まれ、東京都出身。サンリオピューロランドとスイーツへのラブアンドピースがとまらないチョコ・レノン。座右の銘は「てんびん座」。最近お寿司を食べに行き「味が変だなぁ」と思いながら、醤油をつけずに完食した。愛称は「れの」。