【BUBKA 6月号】乃木坂46 伊藤かりん×斉藤優里 インタビュー「さらばハッピー野郎たち」

僕らが乃木坂46を見ていて心から楽しいと思える最大の理由は、「メンバー同士の仲の良さが、これでもかと言うほど伝わってくるから」なんじゃないかと思う。

そして、そんな雰囲気を生み出していたのが、卒業を決めたコミュ力抜群の2人、斉藤優里と伊藤かりんだった。

だから最後も彼女たちらしく、笑顔弾けるインタビューで締めくくりたい!

いきなり香港

――仲良しなお2人がそれぞれ卒業を発表したタイミングですが、このコンビでしんみりする姿が想像できないので、2人のコミュニケーション力の高さについて、あらためてその源や逸話を語っていただきます。それが旅立つ2人への餞になると思い、あえて普通のインタビューをさせていただきますね。

伊藤 なるほど。”ハッピー野郎”対談ってことですね。

――そんな感じです(笑)。まず、お2人といえば、『乃木坂工事中』で、効果的なガヤを入れているのが印象的です。

伊藤 本当ですか?  ひな壇に座って、ただ楽しんでるだけなんですけどね。「ガヤを入れなきゃ」って意識はまったくなくて、たとえば日村さんが変なことしてたら、ただただ普通にツッコんじゃう、ただただ楽しんでいます。

――バナナマンにきっちり突っ込めるのは、すごく有能だと思います。最近では「ニュー運動音痴スターを探せ! 4期生体力測定」で、日村さんがラダートレーニングに挑戦した際に、伊藤さんが「動きは間違ってないけど、テンポが遅い」と的確なツッコみを入れていました。

伊藤 その回で覚えてるのは、日村さんの動きに関するガヤが遠くから聞こえて、テロップが入ってるんですけど、私の名前や顔は特に出てないんですよね。「できてはいる」っていうのが、何回も拾われちゃって、恥ずかしかったな。ちょっと考えると、失礼なことを言ってるんですけど(笑)。それもわかってるからこそ、言えるというのはあると思います。

――斉藤さんは、ガヤを入れる意識はありますか?

斉藤 意識はまったくしてないですね。面白いと思ったことが、ふいに口から出ちゃったりはするだけで。あと、隣に仲がいいメンバーがいるときは、面白いと感じたことを話したくなって、その会話が大きくなって……。

――たしかに、隣のコと話しながらリアクションする姿が、カメラに抜かれることが多い気がします。

斉藤 面白いなって1人だけで笑うより、誰かと「面白いよね~」って共感したくなっちゃうんです。

――早食い企画などでは、日村さんが完食を確かめるため、メンバーの口の中を大げさな動きで覗いている様子を見て「審査員(の日村さんが)がスゴいな!」と笑顔でイジる様子もありました。

斉藤 あ、そうなんですね。

伊藤 その場を楽しんでるだけだから、考えてないんだよね。

――自然に振る舞った結果が、ガヤの打率の高さにつながっているわけですね。この2人が卒業してしまうと、番組のガヤが寂しくなりそうです。

斉藤 それはぜんぜん大丈夫ですよ!

伊藤 (伊藤)純奈がいるから、大丈夫だよね。


――インタビュ―の続きは絶賛発売中のBUBKA 6月号にて!


さいとう・ゆうり
1993年7月20日生まれ、東京都出身。卒業が発表された瞬間、ファンから「きゃあー」というスクリームが轟いた、13金どころか24金以上の輝きを放つ、ダイアモンド☆ユウリ。人見知りせず、メンバーにもベタベタする性格で乃木坂46に甘いストリームを起こした。愛称は「ゆったん」。


いとう・かりん

1993年5月26日生まれ、神奈川県出身。香車のように真っ直ぐ、歩のようにマジメに乃木坂46を支えてきた「一歩千金」の体現者。4年間将棋番組のMCを務め、お年寄りからの愛され度は絶大。卒業にはあのひふみんもコメントを寄せた。愛称は「かりん」。