【BUBKA 6月号】話題の著者に直撃取材!! BOOK RETURN 第7回 『メンタル童貞ロックンロール』 さらば青春の光 森田哲矢
ブブカがゲキ推しする“読んでほしい本”、その著者にインタビューする新企画がスタート! 第七回は、『メンタル童貞ロックンロール』を上梓した、さらば青春の光・森田哲矢氏が登場。「モテたい」「ヤリたい」という気持ちを包み隠さず、 ヤリ●ンパトロールに奔走するイカれた童貞精神とは一体何なのか――。
「モテへん奴でも何とかなることを証明したい」。その胸中を聞いた。
五反田は踏み絵
――これほどまでに清々しいゲスい本を、久々に読ませていただきました。
森田 約三年半分の選りすぐりのゲスいエピソードを詰め込んだので、そう言っていただけるのは本望ですね。この本は、「ダ・ヴィンチニュース」という崇高な媒体で連載していたコラムを書籍化したものですが、よくもまぁこれだけゲスな話を、ダ・ヴィンチも掲載し続けてくれたなぁと感謝しかないです。典型的なお目汚しですからね。
――仰るように、性に貪欲な女性を指す”ヤリ●ン”という言葉が、びっくりするくらい登場します。
森田 ページをめくって一発目から「ヤリ●ンいい奴説」ですからね。今日は、僕が登場するBUBKAの誌面上を、ヤリ●ンという文字で埋め尽くすつもりで来ました(笑)。
――ヤリ●ンジャックしに来た、と(笑)。まず確認しておきたいことが、”メンタル童貞”とは何なのか? 森田さんが思う”メンタル童貞”とは、どんな男性を指すのでしょうか?
森田 童貞を卒業しているんだけど、大人になっても童貞だった頃のような”セックスがしたくてしょうがない気持ち”、その熱量が冷めることなく、むしろ暴発しそうなくらい熱い性欲を抱えて生きている大人たちのこと……でしょうか。
―― 無駄にカッコいいですね。こじらせとは違うんですか?
森田 こじらせてる方って、ちょっとプライドが高いと思うんです。だけど、僕らはまったくプライドがないという態度でやらせていただいていますので、そこは線引きをした方がいいだろうと。ただし! 本を読んでいただけるとお分かりになると思うんですけど、僕はことごとく玉砕してますからね。たまに宝くじが当たることもありますけど、この本はメンタル童貞たちの屍の歴史でもあります。読んだら、ゴミ箱行きでOKです!
―― なるほど……こじらせ系は合コンへ行くことに抵抗を覚えるし、そもそも合コンに行く度胸もない。森田さんのように”宅飲み”当たり前の精神は、持ち合わせていないので、似て非なる存在ですね。
森田 びっくりするくらい学生時代にモテへんかったから、「芸能界に入ればモテるんちゃう!?」と思って、芸人を目指したわけです。おかげさまで、芸人として食べていけていますが、やっぱり「セックスがしたい」「モテたい」って欲はあり続ける。その気持ちに嘘をつきたくないから、手っ取り早い方法として合コンだったり、飲み会をしたりするんですよね。
―― 変に自分の気持ちに嘘をつかないで、ストレートな戦法を取るあたりが、メンタル童貞ならではの清々しさなのかもしれませんね。
森田 ピュアなところはあるかもしれないっすね。というのも、僕はお酒が一滴も飲めないんですよ。
――インタビュ―の続きは絶賛発売中のBUBKA 6月号にて!
もりたてつや
1981年大阪府生まれ。2008年8月、「さらば青春の光」結成。ボケ&ネタ作り担当(たまにツッコミ)。大阪で活動したのち2013年に上京し、森田が社長、東ブクロが副社長を務める個人事務所「ザ・森東」を設立。2018年までにキングオブコント決勝に史上最多の6回進出、M-1グランプリでも決勝進出など、若手実力派の呼び声が高い。ウェブサイト「ダ・ヴィンチニュース」で、コラム「煙だけでいい……あとはオレが火を起こす!」を連載。
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