【BUBKA 8月号】乃木坂46 阪口珠美 グラビア&インタビュー「Iris」

あらゆる宝石が集った、乃木坂46というグループの中で、阪口珠美はただひたむきに努力を続け己を磨いてきた。

ようやくたどり着いた初選抜。その道程は、あどけなかった少女をより美しく洗練させていったように思う。

いま、その真珠のような瞳には、この世界はどう映っているのだろうか――。

弱みは見せない

――阪口さんってテレビや配信で話している様子は穏やかですけど、ブログは熱いイメージがあって。

阪口 ブログはめっちゃ頑張るようにしてます。私が乃木坂46のイチファンだったとき、メンバーの誰かがブログの記事を上げていると、その日1日がハッピーになれたんです。同じように感じてくれる人がいたら良いなと思って、なるべく朝に記事を上げるようにしてます。

――最近でいうと、『Sing Out!』で初選抜入りが決まったときに「どの場所でも輝けるようにみつけてもらえるように精一杯やるぞ!! そんな気持ちを持ってこの2年半活動していました」と書いてたのが印象的で。

阪口 わぁ、ありがとうございます。

――遡ると、2017年6月のブログでも「他人にみえない、みてもらえないかもしれないけど、真面目に正直に努力して上を目指す気持ちがあれば、必ずいつか結果が出ると信じて頑張ろう」と書いてましたね。

阪口 そうですね。乃木坂46に加入したときから、どの場所でも全力で頑張ろうとやってきて……なんか、努力すれば報われるんだなと思いました。しかも選抜に入ったら握手会でファンのみんなが祝ってくれたし、同期のメンバーやスタッフさんも「おめでとう」と言ってくださって、本当に心の底から嬉しかったんです。今もそうなんですけど、毎日が夢のような感じがしてて「ああ、選抜に入ったんだ」って。初めて経験することも多いし、アンダーとは違った空気もあるし、それを知ることができて嬉しいです。

――何事にも全力で向かっていく姿勢は、乃木坂46に入ってから芽生えたものですか。

阪口 それは元々な気がします。4歳からクラシックバレエをやっていたんですけど、その頃の先生がすごく厳しくて。日頃の練習やリハーサルでも手を抜かないように教わっていたので、どんな状況でも努力しようとするのは昔からでした。

――それと阪口さんって辛さを見せないというか、常に前を向き続けている印象があります。

阪口 それは夢を売るお仕事なので、辛いところは見せませんよ。それこそ、先輩たちがステージに立ってキラキラしてる姿の裏で、どれだけ努力をしてきたのかもわかってる。だからこそ私も先輩を見習って、努力を怠らないようにしたいですし、ステージに立つ人間として弱みを見せたくないなと思ってます。


――グラビア&インタビュ―の続きは絶賛発売中のBUBKA 8月号にて!


さかぐち・たまみ
2001年11月10日生まれ、東京都出身。あどけない少女から美しい女性へと成長中である、乃木坂46のタマ・ワトソン。『Sing Out!』のヒット祈願にて、令和ベイビーを抱っこ。珠のような赤ちゃんにハッピーをもらったとのこと。愛称は「たまちゃん」。