【BUBKA 8月号】ザ・コインロッカーズ 田村愛美鈴×手塚愛乃 インタビュー「Tumbling Dice」

バンドメンバー39人、今年12月にはZeppTokyoワンマンライブがすでに決定、という異例のガールズバンド「ザ・コインロッカーズ」。

今回は、6月19日に発売されたデビューシングル『憂鬱な空が好きなんだ』でエレキギター/コーラスを務める手塚愛乃とキーボード担当の田村愛美鈴が登場。

CDデビュー直前の彼女たちは何を思うのか?

海外の大先輩

――約150公演のライブハウスツアー真っ最中、そしてデビューシングル発売直前というお忙しい中、前号に引き続き「ザ・コインロッカーズ」からお二人にお話を聞きたいと思います。

田村・手塚 ありがとうございます!

――結成から半年足らずですが、外から見ても分かるくらいみなさんの人生が色んな方向に転がり始めていると思います。

手塚 驚きの連続ですね。この2週間だけでも、ライブハウスで3回の演奏やタワーレコードさんでのイベントがあったり、そのたびに勉強というか課題が見えてきます。

田村 取材も何度もしていただいて、立ち止まる暇がないくらい楽しんでやっています。この2人での取材は初めてだよね。

手塚 うん。

――お二人とも18歳で埼玉県出身という共通項がありますが、手塚さんはギター経験者、田村さんは未経験のキーボードで選抜曲に抜擢されました。まずはこの前代未聞のプロジェクトに応募したきっかけから教えて下さい。

手塚 高校生の時に軽音楽部に所属していて、その時からギターボーカルをしていたんです。でも、進路を考える時期に部活を引退、バンドも解散してみんなが大学受験の勉強をする中、「音楽の道に進みたい」って思って。一人で弾き語りのライブに出たりしていた時期にオーディションを見つけて、「これだ」と思って応募しました。

田村 私は、母がオーディションを見つけてくれて。小さい頃から芸能界に入りたいってずっと思っていて、それまでもいろんなオーディションを受けていたんですけど全部ダメだったんです。音楽を通じて夢が叶うなんて思ってもいなかったです。

――「未経験者OK」の募集内容でしたが、バンドというハードルの高さは感じませんでした?

田村 加入前はもっと「アイドルバンド」みたいな感じだと思っていたんですけど……。

――フタを開けてみれば?

田村 「ガチだ!」と思いました(笑)。

――バンドお披露目の際に、ZeppTokyoのスケジュールが確定している時点でガチにならざるを得ないですよね(笑)。でも、そのおかげで読めなかった楽譜も読めるようになりました。

田村 ボーカル志望だったけど、加入後は楽器もやりたかったので、キーボードを担当できたことはすごく良かったなって思っています。

――冠番組MCの小藪千豊さんも、田村さんが練習に苦戦しているたびに優しいコメントをしてくれていますね。 

手塚 愛美鈴「推し」だもんね(笑)。


――インタビュ―の続きは絶賛発売中のBUBKA 8月号にて!


たむら・あみり
2000年7月5日生まれ、埼玉県出身 SHOWROOM No.294
ボーカルからキーボードに転向し、ゆっくりと五線譜を歩き始めた小藪千豊イチオシの埼玉ガール。好きなアーティストは「板野友美、NMB48、TWICE」

てづか・あやの
2000年8月31日生まれ、埼玉県出身 SHOWROOM No.1049
十八のしゃがれたブルースを聞きながらセンチなため息をギターにぶつけるOH MY METAL GIRL。好きなアーティストは「尾崎豊、クリープハイプ、MY CHEMICAL ROMANCE」。