【BUBKA 12月号】SKE48 江籠裕奈「 幸せであるように」

大きなターニングポイントを迎えているSKE48に訪れた高柳明音の卒業発表。

「えごちゅり」として絆を深めてきた江籠裕奈も来春で20歳になる。

彼女にとって大きすぎる先輩の決断は、11周年を迎えたグループでこの先も走り続ける彼女の心にどのように響いたのだろう?

ただ一人の味方

――まずお聞きしたいのは、ちゅり(高柳明音)さんのことですよ!

江籠 そこから始めますか(笑)。

――当然です! 卒業のことはまったく聞いていなかったんですよね。

江籠 知らなかったです。具体的に聞いていたわけじゃないけど、遠くない未来にそうなるだろうなというのはありましたし、ちゅりさんと話していてもいろいろと先のことを考えているなということはわかっていたから、「いつか(その時が)来るだろうな」とは思っていました。でも、不意打ちでしたね。(10月4日深夜の)ミッドナイト公演で発表するっていうのは。

――寝ていたんですか?

江籠 途中までDMMで見ていたんですけど、次の日は11周年公演で朝早かったから、寝たんです。なぜか夜中にぱっと目が覚めてケータイを見たら、LINEが来ていて。「こんな夜中に誰?」と思ったら、ちゅりさんからで。開かなくても2行くらい読めるじゃないですか。「卒業発表しました」っていう文字が見えて、「えっ?」ってなって。私も寝起きだし、夜中だし、パニックになりました。とりあえずツイッターや公式サイトを見たら、本当に発表したということがわかって。夜中に泣きました。でも、ちゅりさんからのLINEは開けなかったです。このLINEを読んでしまったら、卒業という現実を受け入れないといけない気がして。その勇気が出ませんでした。そのまま朝になって、劇場に行ったら、ちゅりさんがもう着いていました。姿を見つけて、近づいていったら、「おはよう」って普通に言われて。カバンをバンって置いて、座り込んで大泣きしました。

――男と女の修羅場みたいですね。

江籠 そんな感じでした。「泣いてくれて嬉しい」って言ってくれましたけど。

――その涙って、どんな気持ちの表れなんでしょうね。

江籠 まずは、自分がいないところで発表されたというのがありました。その場にいられなかったという悲しみです。私はミッドナイト公演に年齢的な制限で出られなかったんです。次の日の11周年はお祝いの日だから、そこで卒業発表するのは違うと取材で答えている記事を読んで、ちゅりさんらしいなと納得しました。私がいないことだけ気がかりだったと言ってくれていたから、それは嬉しかったです。


――インタビュ―の続きは絶賛発売中のBUBKA12月号にて!


えご・ゆうな
2000年3月29日生まれ、愛知県出身。SKE48・チームKⅡ所属。背中の羽がうっすらと不死鳥の羽にも見えてきた「SKE48愛を語るえご天」。須田会の司会を務めるなどマイクさばきもお手の物。ちなみに今回の撮影での私服は真木子さんセレクト。愛称は「えごちゃん」。