【BUBKA 12月号】NMB48 小林莉奈「序曲」

「順番は遅くても、いつかはNMB48で必要とされるメンバーになれるように頑張ります」。

正規メンバーへの昇格を逃した研究生の小林莉奈だが、その野心は消えることはない。もっと上にあがるために、必要であることを証明するために。さまざまな思いが込もった彼女の初グラビアを目に焼きつけてほしい。

太田夢莉卒業

――先日、憧れの太田夢莉さんの卒業が発表されました。

小林 率直な気持ちは悲しかったです。めっちゃ泣きました。

――発表は、どのタイミングで知ったんですか?

小林 公演終わりの反省会後に、メンバーから教えてもらって、えっ……みたいな。その後、すぐに電話しました。

――どんな話をしたんですか?

小林 ずっと笑われてました(笑)。そのちょっと前に、お母さんと「悲しい……」って泣きながら電話してたら夢莉さんから電話がきて。泣きながら出たら「なんで泣いてるん(笑)」ってめっちゃ笑われて(笑)。「寂しいです……」って言ったら「そうやって言ってくれて嬉しい」って。

――太田さんとの思い出で、一番印象に残ってることってありますか?

小林 ほんとにいっぱいあるんですけど、私が好きになったきっかけが、去年の8周年ライブで『高嶺の林檎』をやったんですけど、そのダンスが全然踊れなくて、リハーサルの終わりに泣いてたんです。そしたら、夢莉さんが涙を拭いてくれて。そこから夢莉さんのことを目で追うようになって。リハーサルで見てても、パフォーマンスがめっちゃすごいなって思って、どんどん憧れていって。

――涙を太田さんが拭きに来てくれたんですか?

小林 そうなんです。そのときは、喋ったこともなかったんですけど、涙を拭きに来てくれて。

――なにか言葉はかけてくれました?

小林 いや、黙ってティッシュで涙を拭いてくれて、そのまま去っていって。

――NMB48のドキュメンタリー映画でも泣いている太田夢莉さんを無言で山本彩さんが慰めているシーンがあったのを思い出しますね。

小林 ほんとに格好いいんですよ!


――グラビア&インタビュ―の続きは絶賛発売中のBUBKA12月号にて!


こばやし・りな
2001年4月20日生まれ、埼玉県出身。NMB48・研究生。青天井の伸びしろを持つ、難波のモッツァりなちーズ。下剋上のため、ワインレッドの闘志をメラメラと燃やしている彼女の熟成を、食い倒れの街がいまかいまかと待ちわびている。愛称は「りなちー」。