【BUBKA2月号】乃木坂46 秋元真夏「幸運な鎖に繋がれて」

同期からの信頼厚く、後輩に慕われ、ファンから愛されている、さらに「アイドル」に対する意識も人並み外れて高い彼女が2代目キャプテンに就任したのは、いま考えてみれば当然の話なのかもしれない。

まだまだ、まなったんがアイドルでいられる。

これからも、まなったんのアイドル姿が見られる。幸運な鎖に感謝しよう。

ここが居場所

――9月2日のキャプテン就任から3ヶ月が経過しました。

秋元 はい。ただ、この3ヶ月の前半は『サザエさん』の舞台があったからぜんぜんグループの活動をしていなくて。なのでキャプテンになった実感はあまりなかったんですけど、年末になっていくにつれて2019年の総括や2020年の目標を聞かれることが増えてきて、それによってキャプテンとしての自覚が沸いてきました。あとは10月の上海公演(25日/26日に上海メルセデスベンツアリーナで開催)がキャプテンになってから初めてのライブだったんですけど、そのときメンバーみんなにライブの改善点を話していて「あー、キャプテンってこんな感じなのかな?」って思ったり。これから紅白歌合戦やレコード大賞でグループを代表してコメントする機会がさらに多くなるから、それでまたキャプテンの実感が強くなってくると思います。

――これは改めて確認させてもらいたいことなのですが、秋元さんは白石麻衣さんや松村沙友理さん、新内眞衣さんらと共に現状グループの最年長組のひとりになるわけですよね。そんな秋元さんがいまこのタイミングでキャプテンという役職を引き受けたことには強い覚悟のようなものを感じました。2019年に卒業したメンバーがみんな秋元さんと同世代の25~26歳であることを踏まえてみても簡単な決断ではなかったと思うんです。

秋元 ちょうどキャプテンになる前ぐらいから卒業するメンバーが増えてきて、仲の良かったコたちがどんどんいなくなっていくような状況で。私は本当にグループのことが大好きでアイドル活動も大好きなんですけど、こうなってくるとさすがにちょっと先のことを考えなくちゃいけないのかなって気持ちになってきて。若いメンバーが活躍するようになってくるとやっぱり世代交代も意識してくるし、もうそういう時期なんだなって思っていたタイミングでキャプテンに任命されたんです。それによってこれまでと活動に対するモチベーションがガラッと変わったというか。「あ、私はこのままここにいてもいいんだ!」と思えたのはすごく大きかったですね。


――インタビュ―の続きは絶賛発売中のBUBKA2月号にて!


あきもと・まなつ
1993年8月20日生まれ、埼玉県出身。バラエティで結果を残すアベレージヒッターで、墨谷二中の歴代主将で言うと完全に丸井タイプの2代目キャプテン。天敵・黒石さんとは誕生日ケーキの大きさを競って毎年揉める。愛称は「まなったん」。