【BUBKA2月号】SKE48 松井珠理奈「ソロ曲MV撮影密着」
この10年間、松井珠理奈ほど誤解と偏見にさらされてきたアイドルはいなかった。ピュアでありすぎるがゆえの言葉と行動は、恵みの雨にも燃え上がる炎にもなる。ただ、何があっても珠理奈は珠理奈。そして、我々は松井珠理奈という稀有な物語を見守れる幸福な観客なのだ。
ホー! ヤッホー!
――かなり大人な雰囲気の曲ですね!
松井 元カレとばったり会って、「あなたのことなんて知らないわ。誰だっけ?」っていう歌です。魔性ですよね。私なら、「ちょちょちょ、久しぶり~」ってなりそう(笑)。
――『赤いピンヒールとプロフェッサー』は小悪魔的な感じでしたけど。
松井 小悪魔から悪魔になりました(笑)。
――珠理奈さんの中にその要素はある?
松井 ありますね。ライブで客席に降りていく演出で、ファンの方と肩を組んじゃったり。男女関係なく「イエーイ!」ってやるから、スタッフさんから注意される(笑)。肩を組まれたファンの方はキャッてなるんです。
――そりゃなりますよ!
松井 須田(亜香里)ちゃんとは違った感じのアプローチですね。私の場合、まだ少年っぽい感じ。自分のファンの方かどうか関係なく肩を組んじゃいます。誰でもOK! W e are ONE!
――曲は松井珠理奈感が全開ですね。
松井 今日は一人だし、「やるぞ!」みたいな(笑)。心の中では叫んでますから。「ホー! ヤッホー!」って。ただ、久々に踊るから、ちょっと辛いですけどね。こうやって自分だけのためにセットが組まれたり、衣装を用意していただいたりするって贅沢なことじゃないですか。ソロのMVって、アルバムの『Glory days』以来だから。新曲では初です!
――よく考えたら『赤ピン』もないですし。
松井 なんだかジーンときました。今日はさらっとやっているように見えてるかもしれないけど、実は感動しています。ただ、複雑なところもあって。ソロ曲があると聞いた時、選抜には入れないということも聞いたんです。デビューから連続して入ってきた選抜に入れないとなるとやっぱり悲しいけど、落ち込むよりは違う子にスポットが当たると考えると、すごくいいことだなと思って。SKE48はそうあってほしいと思ってるから。
――SKE48は珠理奈さんや須田さんだけじゃないぞ、という?松井 はい。もう一人くらい個性ある子が出てきてくれるといいなと思います。たのきんトリオ? 違う、三銃士みたいに(笑)。
――インタビュ―の続きは絶賛発売中のBUBKA2月号にて!
まつい・じゅりな
1997年3月8日生まれ、愛知県出身。チームS所属。SKE48版のファミリー軍団、「Jファミリー」を束ねる名古屋のアネキ。最近は格闘家の青木真也にシンパシーを感じ始めており、その振り幅の大きさと少々の危うさからまだまだ目が離せない。愛称は「じゅりな」「おじゅり」「じゅり坊」「J」など多数。
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