【BUBKA2月号】輝け!BUBKAアワード 2019-2020 鈴木みのる 新時代「令和」、その最初の1年間を「世界一性格の悪い男」が斬る
令和最初の年末、BUBKA アワード開幕! 今年も各ジャンルのスペシャリストが登場、それぞれの得意分野について熱く語ってもらい、新時代の最初の1 年を総括。特集のトップバッターには、2019 年に歴史的なニューヨーク興行を大成功させた新日本プロレスから鈴木みのる 。激動のプロレスシーンの現在と、SNS時代の未来を語ってもらった。
世界中からオファー
――今日は、鈴木さんに2019年を振り返ってもらいたいんですよ。
鈴木 1年を振り返るって、とにかく試合ばっかりしてたよ。新日本プロレスの年間のシリーズをこなしつつ、オフには毎回のように海外の試合が入ってたからね。
――海外だけで何試合ぐらいやりました?
鈴木 分かんないです。もう憶えてない。アメリカだけで何箇所も行ったし、あとイギリスにも何度も行ったしね。他の国からもいろいろオファーはあったんだけど、徹底的なものや金銭面など条件が合わなくて断ったものもいっぱいあったしね。
――こういう世界各国からオファーが来る状況って、もう何年ぐらい続いてます?
鈴木 3年ぐらいかな? 年々多くなってきてるね。
――それはやっぱり、新日本プロレスや、日本のプロレス自体の人気が、世界的に広まっているからっていうのが要因ですか?
鈴木 そうなんじゃないかと思うけど。「新日本の中でも、とくに鈴木みのるに来てほしい」っていうオファーで俺は行ってるからね。だから試合のカードも、メインイベントとか、タイトルマッチみたいな、興行の柱となる主役級のカードばかりなんで、自分でも売れてる感はあるよ。
――ジャパニーズスタイルの象徴、ストロングスタイルの象徴みたいになってる感じですかね。
鈴木 そうかもしれない。
――海外の試合を観て驚くのは、観客がものすごく鈴木さんのことを詳しく知ってるんですよね。
鈴木 海外のプロレスファンで、日本のプロレスが好きなヤツとか、俺のファンっていうのは、要はマニアなんだけど、アメリカなんかだとそのマニア人口が日本の何倍もいるんだよね。
――今年4月、僕もニューヨークまで取材に行かせてもらいましたけど、新日本プロレスのマディソン・スクエア・ガーデン大会は、2万人近いファンで超満員でしたもんね。
鈴木 そのマディソン・スクエア・ガーデン大会、俺はメインカードじゃなくて、オープニングのランブル(時間差バトルロイヤル)に出たけど。自分で言うのもなんだけど、あの日出場したどの選手よりも人気あったよ(笑)。
――インタビュ―の続きは絶賛発売中のBUBKA2月号にて!
すずき・みのる
1968年6月17日、神奈川県生まれ。87年に新日本プロレスに入門。93年にパンクラスを旗揚げ。全日本プロレスやプロレスリング・ノアのリングなどを渡り歩き、10年に新日本プロレスに復帰し“鈴木軍”を結成。04年の第46代IWGPタッグ王者をはじめ、数々のタイトルを獲得してきた「世界一性格の悪い男」。数々のタイトルを獲得してきた「世界一性格の悪い男」。
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