【BUBKA2月号】輝け!BUBKAアワード 2019-2020 吉田豪(プロインタビュアー) カオスな転がりをみせた インタビュー&イベント・2019
TIFでマフィア話
インタビュー自体は去年の冬なんですけど、そのときの伏線が今年おもしろい方向に転がったのが、敏いとうさん。昔、フランク・シナトラのボディーガードをやっていた、あだ名が「コーラス界のマフィア」だった人なんですけど、いまは完全におじいちゃんで。奥さんに支えられて杖もついてて、会話もおぼつかないのに出てくる話が怖い! 隣で奥さんがケアしながら「ほら、競艇場で挨拶しない演歌歌手をさらったじゃない?」ってサラッと言ってて、挨拶しないだけでさらうんだ!みたいな(笑)。そんな物騒な人が、「敏いとうとハッピー&ブルー」で稼いだときに、まず歌舞伎町にホストクラブを作ったんですけど、当時、店をオープンしたときの週刊誌の記事を見つけたんで、取材のときに持参したんですよ。そしたら、当時のナンバーワンホストの顔写真も載っていて、それが基本的に顔出しをしないはずの、ロボットレストランとか漫画喫茶のマンボーとかの森下グループの森下景一会長だったっていう。そのあと、TIFで某大手アイドルグループの関係者で名刺を渡してきた人がロボットレストランの代表で、アイドルたちを横目に敏いとうのマフィア話で盛り上がって(笑)。その人からきたDMも最高でしたね。「先日、お話されていた敏いとうさんのインタビューが載っている『実話BUNKA超タブー』を入手して、森下会長にお見せしたところ大変気に入られて、『この雑誌を日本に売ってるだけ買ってこい!』と申されておりました!」って(笑)。それをきっかけに、敏いとうさんと森下会長も再会したらしいから、いい話ですよね。
――インタビュ―の続きは絶賛発売中のBUBKA2月号にて!
よしだ・ごう
本誌「スーパースター列伝」でもおなじみのプロインタビュアー。敏いとうのホストクラブには、森下会長のほかに米米CLUBのカールスモーキー石井(石井竜也)も在籍していたらしい。
0コメント