【BUBKA 3月号】欅坂46総力特集『破壊の秋と再生の冬』石森虹花×小林由依 「夢と責任の2日間」

正直に言えば、欅坂46が東京ドームに立つということに驚きはなかった。

『サイレントマジョリティー』でデビューした時から、いつかそんな未来がくることを想像していたし、彼女たちの活躍を見れば当然のことのようにも思える。

ただ、それでもメンバーにとっては夢を掴んだ場所であり、大きな責任と戦う舞台であることに変わりはない。

欅坂46で良かった

――今日は、昨年9月の東京ドーム公演を振り返っていただきます。東京ドームってどんな存在でしたか?

小林 この世界にいたら、絶対と言っていいほど立ちたいと思う場所なので、結成数年の私たちが立てるような場所ではないと思っていました。そんな場所に立たせていただくことはプレッシャーではありましたけど、すごく嬉しいことだなと思いました。

石森 私はアイドルになるのが小さい頃からの夢で、AKB48さんもずっと好きで見てきたんです。AKB48さんがドームでライブをするという夢を叶えたわけですけど、そのリハーサルの映像も見ていたので、ドームでやるのは簡単なことじゃないなと思っていました。これは幸せなことなんだと実感もしたし、欅坂46じゃなかったら立てなかっただろうなと強く思いました。改めて欅坂46というグループに、メンバーに感謝をした2日間でした。

――「東京に出てきた頃を思い出して、夜に一人で泣いていました」とブログに書いていた人がいますね。

石森 私です(笑)。2日目が終わった夜は、浸っていました。終わってから、じわじわと実感してきました。ベッドに入って、上を向きながらずっと泣いていました(笑)。

――私はあの憧れの地に立ったんだ、と。

石森 はい。夢が叶ってるんだなぁと感じていました。

―― 小林さんは、そういった達成感はありましたか?

小林 個人的には、東京ドームで歌っているときに感じました。ドームに立っているんだなって。ただ、ドームに立っているからこそ成功させないといけないんだという責任感でいっぱいでした。

――では、余韻に浸ることもなく?

小林 毎回なんですけど、終わってからは反省することしかできないんです。


――インタビュ―の続きは絶賛発売中のBUBKA3月号にて!


いしもり・にじか
1997年5月7日生まれ、宮城県出身。愛称は「にじか」。

こばやし・ゆい

1999年10月23日生まれ、埼玉県出身。愛称は「ゆいぽん」。