【BUBKA9月号】 『Rの異常な愛情──或る男の日本語ラップに ついての妄想── 』スペシャル配信編 in SHOWROOM
CreepyNutsのMCとして活躍するR-指定が日本語ラップを語り尽くすイベント『Rの異常な愛情 ─或る男の日本語ラップについての妄想─』。5月にSHOWROOMで初の番組配信を敢行! “日本語ラップ”からはなれた脱線&駄話満載となった生放送の模様をお届けします。
写真/岡本武志
みんなちがって
みんないい
――『Rの異常な愛情 in SHOWROOM』ということで、今回は通常回のような集客スタイルではなく生配信ということなので、ワンテーマをR君に語りおろして貰うパターンではなく、ざっくり余談な感じで進められればと。
R 僕らの他にどんな人がいま配信してるかって言うと、AKB48の大西桃香さん。さっきちょっと観たんですけどオススメっすよ、ホンマに。めちゃくちゃ可愛かったもん。配信だとモニター越しとはいえ、彼女の家で自分に喋られてるみたいな(笑)。あ、コメントで「そっち行くわ」って言ってるやつおる。いけいけ! 髭見てる場合じゃない!
――他の配信を紹介してどうすんだ(笑)。そういえば緊急事態宣言中は髭はどうしてるの?
R 髭、休みはずっとドラマ観てましたよ。
――あ、そうじゃなくて髭剃る問題。みんな髭伸ばしてたりしてたじゃん。
R そうか。俺のことを髭と呼んだのかと。
――そんな言い方したことないじゃん(笑)。
R 急に髭呼ばわりかと思った(笑)。流石に2週間ぐらい経ったら剃りますけども。でも今ちょっと放置しちゃってますね。逆に1回全部剃るっていうのもありっすね。
――全部髭剃ったり、髪もすごい短くしたりとかね。さっきAKB48の大西さんの話が出たけど、アイドルにハマったことってあるの?
R がっつりした熱量で追いかけたりしたことはないですね。大変なことになるのは自分で分かってるんすよ。やっぱ日本語ラップにこんだけ入り込んでしまう人間なんで、アイドルの方向にそれが向いてしまうと、どうなるかっていうのが、ある程度自分で予測できるので(笑)。
――沼があることがわかってると。
R 絶対好きになるもん、そんなん。だからなるべく見ないようにしてはいますね。
――R君の「好きになったらトコトン」という性格は、このイベントの肝ですからね。
R もともと独学癖みたいなのはあったと思いますね。小さい頃、粘土で恐竜や怪獣を作るのが好きやったんですよ。それをおとんのビデオカメラで撮影してて。
――へー。そんな子ども時代が。
R 粘土で作った恐竜をカメラでなめるように撮ったり。それで「ご飯やで」って呼ばれて一時停止して、飯食って、戻ってきてもう一回撮影したら、粘土が時間が経ったせいで、恐竜の手がちょっと歪んじゃったんですよね。それを撮って再生したら、動いたように見えたんですよね。それで「これを細かくやっていったらすごいことなるんちゃうか」って、撮って止めて、動かして、撮って止めて、動かしてを繰り返したら、恐竜がコマ送りで動いているように見える映像になって「……俺は世紀の大発明をした!」と。
――「ストップモーションを発明したわ、俺!」と。
R その技術を知らなかったから、自分でたどり着いたんですよね。それで「これはCG超える技術を見つけてしまった……」と(笑)。
ーーインタビューの続きは絶賛発売中のBUBUKA9月号にて!
R-指定
大阪府出身のラッパー。高1から梅田サイファーに通いバトルやライブ活動を開始。2012年からMCバトル全国大会UMBで3連覇を成し遂げ、「フリースタイルダンジョン」の2代目ラスボスとして活躍。現在はDJ松永とCreepy Nuts として活動中。
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