【BUBKA9月号】吉田豪インタビュー証言モーヲタ~彼らが熱く狂っていた時代~ vol.03 もふくちゃん
プロインタビュアー吉田豪が、モーヲタたちが熱く狂っていた時代について、モーヲタ自身に直撃する濃厚インタビュー連載。今回登場していただくのは、音楽プロデューサーのもふくちゃん。でんぱ組.incなどのアイドルを手がけるもふくちゃんはモーヲタだった! なぜモーニング娘。にハマったのか、当時のモーヲタシーンはどういうものだったか、モーヲタとしての経験は現在の仕事にどのような影響を与えているのか。たっぷりと語っていただきました!
Berryz工房でぶっ飛んだ
――掟ポルシェ、コンバットRECに続いて、今回はもふくちゃんの登場になります!
もふくちゃん この並び、やだー(笑)。
――いままで身内すぎたんで、当時は接点がなかった下の世代も取材してみよう、と。
もふくちゃん なんか……あんまり光栄じゃない(笑)。(記事を見て)あ、ビバ彦さんなつかしい! 久保内(信行)さんも出てくる!
――だから、もふくちゃんが出てくるのも当然の流れなんですよ! まず、モーニング娘。に目覚めたのはいつぐらいでした?
もふくちゃん ふつうに『モーニングコーヒー』です。『ASAYAN』観てたから、たぶん小学生とかだ。人気番組だったし、べつにオタクがどうとかあんまり関係なく、そういう番組があるってことでふつうに観てて。でも、その頃はモーニング娘。のファンじゃなくて、私は辻加護で本格的に好きになったんですよね。で、当時はライブに行くみたいな、そういうオタク活動があるっていうのを知らなかったから、やっぱり私はベリキューが大きくて。ベリキューが出てきた頃は自分もある程度大人になってるというか。Berryz工房のファーストアルバムでぶっ飛んだんですよ。
――名盤『1st超ベリーズ』で。
もふくちゃん 子供たちが大人みたいな歌を歌ったり踊ったりしてるのに衝撃を受けて。
――つんく♂さん、ド変態ですよね(笑)。
もふくちゃん いま思うとホンットに良い意味で変態だなって思うんですよ。『あなたなしでは生きてゆけない』はヤバいと思って。子供たちが「う〜ん」みたいな歌い方するのとか、「え、ダメでしょ!」みたいな。でも、そこでドーンとハマったんですよ。で、℃‐uteも出てきて、『大きな愛でもてなして』とか、女の子から見ても可愛いみたいなことをやってることに衝撃を受けて、Berryz工房と℃‐uteはライブに行くようになりました。たぶん大学生くらいだと思うんですけど、「鈴木愛理」ってTシャツを着て、グッズつけて参戦してたのは覚えてます。
ーーインタビューの続きは絶賛発売中のBUBUKA9月号にて!
もふくちゃん
音楽プロデューサー、クリエイティブディレクター。でんぱ組.inc、わーすた、虹のコンキスタドールなどのアイドル、PUFFYなどのアーティストのクリエイティブおよび楽曲プロデュースを手がけている。
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