【BUBKA12月号】SKE48 井上瑠夏×野村実代「2/3の純情な感情」

SKE48と聞いて、どんなイメージを抱くだろうか? 

先日12周年を迎えたこのグループの実体は、外側からはなかなか掴みづらい。

だが、ここでは日々小さな革新が始まっている。

分かれた二人の運命が再び交わる時、新たな時代が始まるかもしれない。

イヤだったこと

――まずは〝みよまるーちゃん〞コンビの関係をちゃんと説明しておきましょう。2人とも2016年に合格した8期生ですよね。

野村 もう4年前になるんですね。

井上 合格したのが同期の大芝りんかちゃんの誕生日なので、10月29日で丸4年です。

野村 まさかオーディション会場にるーがいるとは思わなかったな。

井上 瑠夏も。第2回ドラフト会議(2015年5月)で一緒だったけど、2人とも落ちてしまって離ればなれになったから、もう会うことはないと思ってた。

野村 だから、衝撃的だった。

井上 瑠夏も衝撃的だった。

――ドラフト会議の時はどうでした?

井上 当時は瑠夏のほうが大人グループにいて、実代ちゃんは子供グループでわいわいしている感じでした。お菓子とかあげたら喜ぶみたいな。なのに、久しぶりに会ったら、垢ぬけていてビックリしました。1年半でこんなに変わるのかって。

――井上さんが野村家に居候していた時期もあったんですよね。

井上 はい。合格後、すぐには引っ越しできないから、実代ちゃんちが「ウチに来なよ」と言ってくれて。一週間くらいお世話になりました。そこでサインとか考えたよね?

野村 考えたー! キャッチフレーズとかね。

井上 お鍋も作ってくれました。

野村 お母さんと一緒に作って。

井上 お風呂も一緒に入りました。

野村 入ったー!

井上 その日、水野愛理ちゃんも来たんですよ。ドラフトで仲良くなっていたから。

野村 「今るーちゃんもいるんだよ」「愛理も行く!」って。お風呂に入る時、愛理ちゃん、超恥ずかしがってた。

井上 あれ以来、実代ちゃんちに行ってない。それからは毎日レッスン場で会ってたから。

野村 最初のレッスンが「PARTYが始まるよ」公演だったんですけど、るーがセンターだったんですよ。最後の『Gonna Jump』で私がセンターにさせてもらうことになって、その立ち位置表が配られた時、るーちゃんが、「実代ちゃん見て! センターなんだけど!」って喜んでくれて。

――公演のセンターを井上さんが務めることを野村さんはどう思いましたか?

野村 一番踊れて歌えてたのはるーだから、「それはそうだよな」って思いました。一番かわいいなと思ってたから。


――インタビューの続きは絶賛発売中のBUBKA12月号にて!


のむら・みよ
2003年2月1日生まれ、愛知県出身。SKE48チームS所属。6匹の猫を従えるSKE48のキャットウーマン。9人組ユニット、カミングフレーバーの一員でもあり、選抜・カミフレ・モデルの三冠王を狙う。愛称は「みよまる」。


いのうえ・るか

2001年6月12日生まれ、熊本県出身。SKE48チームS所属。いついかなる時でも「いきなり団子」が食べたいSKE48の活火山。人生における大切なことは全てバドミントン部時代に学んだ。愛称は「るーちゃん」。