【BUBKA1月号】『Rの異常な愛情──或る男の日本語ラップについての妄想──』番外編 Creepy Nuts 日本武道館公演レポート/hime × risano(lyrical school)
Creepy Nuts初の武道館公演、「ただただ感動して帰るだけじゃもったいない!」ということで、クリーピーのヘッズにして自らもプレイヤー、lyrical schoolのMCであるhime&risanoとライブ観覧直後にアツい感想戦を交わしてきました。
スキルで証明
――11月12日に行われたCreepyNuts武道館公演の「Day2」を、BUBKAではクリーピーを語るアーティストとして度々登場して頂いてる、lyrical schoolのhimeさんとrisanoさんに見学していただきました。
hime もう号泣でしたね。
risano あれは泣きます。私みたいなここ何年かでクリーピーを知った人間でも泣くんだから、もっと昔から知ってるhimeはもっと感動するんだろうなって。
――himeさんはクリーピーが現場売りで『刹那』(2015年8月)をリリースしたときから聴いてる猛者ですから。
hime その当時、武蔵小杉の駅前でやってたお祭りにクリーピーが登場して、クリーピー目当てのお客さんがほとんどいないときから観に行ってますからね。まだ高校生だったんで制服で(笑)。今回改めて思ったのは、昔見てたときからクオリティが変わってないっていうのがすごいなって。昔からずっと上手いし、初期曲の〝シラフで酔狂〞が、新曲と一緒に流れても浮いてなかった。だからもちろん成長はしてるし、どんどん格好良くなってるんですけど、根本的にはずっと同じことをやってるって思ったんですよね、それは悪い意味じゃなくて。そのクオリティに、やっとこっちが気づいたり、追いついたって感じなのかなって思いました。だからそんな二人が武道館に立つなんて……泣きますよ! しかも感動の波が何回も来るぐらいエモいライブでしたね。(risanoのメモを見て)risanoは〝サントラ〞が「泣けMAX」だったみたいです(笑)。確かに〝サントラ〞は超感動したよね。派手な感じも含めて、なんか夢みたいな感じでした。
risano 私はもしかしたら菅田将暉さんが出るんじゃないかって思ってたんですよ。
hime それは思った。その前の曲が〞日曜日よりの使者〞だったから菅田さんとのコラボもあるのかなって。
risano 「このまま〜」って始まって、どこまで歌うんだろう?って思ってたら、最後までRさんが歌って。
――「お前が歌うんかい!」って?(笑)。
risano いやいやいやいや。超レアだなって!
hime ゲストなしで二人きりでやり遂げたのもすごかったですよね。武道館に立ったヒップホップ・アーティストと一番違うなと思ったのが、セットや客演も含めて、全くど派手じゃなかったこと。お召し物とか……。
ーーインタビューの続きは絶賛発売中のBUBKA1月号にて!
risano
9月28日生まれ、東京都出身。ハスキーボイスの帰国子女fromアメリカ。高校生の頃、L.A.に単身ダンス留学も。日本の文化を海外に発信する動画(#risanonews) をSNSにて絶賛配信中。
hime5月14日生まれ、神奈川県出身。リリスク最年少ながら、ヘッズの両親のもとでスクスク成長し、ヒップホップ偏差値はかなり高い。自分で買ったいちばん古いCDはDJ松永『サーカス・メロディー』。
0コメント