【BUBKA4月号】乃木坂46 堀未央奈 「Time To Go」
16歳で岐阜県から上京――
憧れていたアイドルの世界に足を踏み入れ、約半年でセンターという場所に立った一人の少女。
それから8年、あらゆる感情の狭間で揺れ動き、「卒業」という大きな決断を下すに至った。
だが、彼女は決して立ち止まることはしないだろう。新しい場所で、新しい自分を追求する日々が始まる。
近づく最後の日
――昨年11月に卒業を発表して数ヶ月が経ち、いよいよ旅立つ日が迫ってきましたが、今はどんな心境ですか?
堀 雑誌の撮影も歌番組もそうですが、今まで当たり前のようにしてきたことが最後になるので、とても不思議な感じです。7年間夢を見ていたような感覚です。まだハッキリとは決まっていないけど、2期生ライブが最後の活動場所になるかもしれません。
――その2期生ライブですが、渡辺みり愛さんを取材したら、メンバー主導でセットリストが決まったようですね。
堀 はい。他の期もそうかもしれないけど、2期生に関してはメンバーの意見をほとんど採用していただきました。2期生ライブだけではなく、他の期もライブをすると知ってから、少しセットリストが変わりました。2期生だけ私の卒業をメインにしてしまったら変に目立ってしまうので、それは申し訳ないなという気持ちがあったので……。「私の卒業はあまり絡めないでください」とスタッフさんにお願いしたんですけど、他の2期生が「そこで未央奈の卒業セレモニーをやろうよ」と提案してくれて。そういうふうに思ってくれていたんだなと知って、すごく嬉しかったです。
――ライブは無観客で配信限定ですよね。それに関してはどう思っていますか?
堀 お仕事や学校の関係で行けないとか、申し込んだけど当たらなかったということがなくなるので、平等という意味ではよかったのかなと思います。ライブって生の良さというものがひとつはあるわけですけど、作品をリアルタイムで届けるという意味もありますから。新時代っぽくて、私はいいなって思います。
――堀さんが卒業したら、乃木坂46というグループからいなくなるのはもちろんのこと、2期生という括りからもいなくなってしまいます。とてもエポックメイキングだと思うんですよね。
堀 2期生にはいい方向に進んでほしいなって思います。今までのみんなよりもよくなってほしいし、何にもとらわれずに活躍してほしいです。私の卒業をプラスにとらえてほしいな。そのことも考えて、卒業を決めましたから。でも、私がいなくなることで崩れるようなみんなではないし、新しい角度から2期生を見てもらえるチャンスだと思います。これまでも、みんなはいろんな経験をしてきたし、ポテンシャルだってあります。増えてきた後輩に教えることだってたくさんあります。そういう立場が2期生ですから。私がいない2期生のことも皆さんには見てほしいですね。
――2期生愛が一番強いのは堀さんじゃないですか。そんな人がいなくなるとどんな影響があるんでしょうね。
堀 「未央奈が(同期愛を)言ってくれてるから、私は言わなくてもいいや」と思っている人もきっといますから。みんながより動いてくれたらいいなって思います。
ーーインタビューの続きは絶賛発売中のBUBKA4月号にて!
ほり・みおな
1996年10月15日、岐阜県出身。アイドルネサンス期の天才として知られ、ファン驚愕の絵画の数々を描き続けたミオナルド・ダ・ヴィンチ。最後の晩餐は焼肉定食ライス大盛りセットで決まっているとの噂も。愛称は「みおな」。
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