【BUBKA 12月号】AKB48 チーム8(福井県代表) 長久玲奈 インタビュー『人生を変えてくれたギターとエイト 悲しみよさようなら』

チーム8のステージに欠かせない〝不思議系ギター少女〞長久玲奈。

「1億〝光〞年に1人」と称され、『エンタの神様』にも出演した彼女だが、これまで歩んできた人生は優しいものではなかった。

〝闇〞を突き抜けたどり着いた今、さらに輝くためにやるべきことは何か?


父からの最後通告


――まずは、『エンタの神様』出演のことからお聞きします。「すごいんだよ福井」という地元ネタをエンディングで歌いましたが、県内でも放送されましたか?

 されました! 誰にも話していなかったので、「ビックリした!」ってLINEがたくさん来ました。校内でも校外でも知らない人とすれ違う度に、「♪福井~福井~」って歌ってきて。

――『エンタ』への出演が発表された『AKBINGO!』は放送されているんですか?

 されていないです。だから、『エンタ』のオンエアで知ったっていう方がほとんどだったと思います。

――そもそも地元での知名度ってどうなんでしょうか。

 月イチで夕方放送されている、県民のみんなが見るテレビに出ていたので、その時間帯テレビを見られる方は知ってくださっていると思います。だから、結構街中で盗撮されます(笑)。東京では全然されないんですけど、福井ではすごいです。一番驚いたのは、電車で4人掛けの席に座っていたんです。そしたら、向かい側の高校生がケータイを向けてきて。そのコはバレないようにやってるみたいなんですけど、カメラのレンズがぴかーっと光って(笑)。

――もはや盗撮でもないですね(笑)。

長 むしろキメ顔をしてあげました。

――そんなに優しくしなくてもいいです(笑)。『エンタ』の話に戻りますが、改めて出演することになった経緯を教えてください。

 『ブンブン!エイト大放送』で私がやらせてもらった歌ネタを見てくださった『エンタ』のスタッフさんが声をかけてくださったので、出演させていただくことになりました。最初に聞いた時は、「なんだそりゃー!」ってなりました。『エンタ』のことを知らなかったので。

――『エンタ』は2003~2010年まで放送していたので、10歳くらいまではやっていたはずなんですけどね。

 神様が出てくる番組だと思いました。で、ネタ番組だと知って、めっちゃビックリしました。「ギターを使って、どうなるんやろう?」と不安しかなかったです。

――どうネタ作りをしたんですか?

 スタッフさんに福井県のことをいろいろ聞かれたので、こんな感じですって答えたら、後日歌詞が届いて。自分でメロディをつけました。歌詞も自分が歌いやすいように変えたんですけど、一度ダメ出しがあって、「今日中に送ってください」って言われたのが夜中だったんですけど、ノリノリで歌ったのを録音して、そのデータを送ったらOKになりました。


―― インタビュー続きは絶賛発売中のBUBKA 12月号にて!


長久玲奈
ちょう・くれな●2000年5月11日生まれ、福井県出身。AKB48・チーム8所属。蝶のように舞い、8では音楽で聴衆の耳を刺す「紅のギター奏者」。愛媛県にイオンがあることに相当な衝撃を受け、苦労してプレゼントを選んでくれていたサンタさんに1曲捧げようとしているとかしていないとか。愛称は「くれにゃん」。