【BUBKA 4月号】 欅坂46 小池美波×土生瑞穂 インタビュー『勝負の舞台』

欅坂46は21人が気持ちを一つにして戦う集団戦でありながら、与えられた場所で自分がどれだけ輝けるかの個人戦でもある。

普段はどちらかと言えば大人しく、決して自己主張の激しいタイプには見えない2人。

それでも強い気持ちを持って、自分を奮い立たせてきた今までと同じように、最新シングルでも勝負の舞台に立つ。


運命のチーズ

――6枚目のシングル『ガラスを割れ!』の情報が続々と解禁中ですが、メンバーにはどのように知らされるんですか?

土生 今回はレッスンをやると聞いて事務所に行ったら、発表がありました。

――突然だったんですね。

小池 みんなが休憩していた時に、「集まって」と言われ、「今から6枚目シングルの選抜発表をします!」って。みんな気を抜いていたのが、突然深刻な雰囲気になりました。

土生 いつも発表してくださるスタッフさんが紙を見ながら発表するんですけど、その紙を取り出した瞬間、「あっ、発表だ!」と思いました。

――どんな気持ちで名前が呼ばれるのを待っていましたか?

小池 3列目から発表されていったんですけど、いつ呼ばれるんだろうって毎回ハラハラします。

土生 名前が読み上げられていく度に心拍数が上がっていくよね?

小池 そう! わかる。

土生 前作で初めてフロントに立たせていただいて、自分なりにすごく頑張りはしたんですけど、結果を残せたかどうかの実感がなくて。だから、6枚目は下がってしまうんじゃないかと不安でした。でも、なかなか自分の名前が呼ばれなくて、「あれ?」と思って。

――5枚目で残せたかどうかわからない「結果」って、どういうものなんですか?

土生 フロントに立つと取材もたくさんさせていただけるじゃないですか。そこできちんと伝えることも「結果」だと思うんです。だから、「自分を出す」っていうことですね。

――フロントとして名前を呼ばれてどう思いましたか?

土生 またチャンスをいただけたんだなって思いました。5枚目で少し自信がついたので、ここでまた活かしたいなって。

――自信というと?

土生 バラエティ番組でモッツアレラチーズゲームをフロントメンバーだけでやらせていただいたことがあったんですけど、そこで自分の殻が破れた気がしたんです。それで、次の収録からは自分から発言できるようになって。恥をかくことを怖がらなくなりました。

――まさかモッツァレラチーズゲームが自信の源だったとは(笑)。

土生 私の運命を変えたモッツァレラチーズゲームでした(笑)。それ以来、いろんなことを腹を割って話すことができるようにもなったんです。毎日が変わった気がしていて。


―― グラビア、インタビューの続きは絶賛発売中のBUBKA 4月号にて!


小池美波(こいけ・みなみ)
1998年11月14日生まれ、兵庫県出身。ほんわかした雰囲気を持ちながらも、実はエセ関西弁に厳しいミナミの女王。新曲『ガラスを割れ!』で久々にフロントに帰ってきた静かなる情熱家は、全速力で振り切る予定。愛称は「みいちゃん」。


土生瑞穂(はぶ・みづほ)

1998年7月7日生まれ、東京都出身。異次元レベルの二次元愛が織りなすコスプレで、人々の無意識下にアニメキャラを生み出す、ハブリミナル現象の使い手。『バイオハザード』コスではミラ・ジョヴォビッチも腰抜かす完成度を披露。愛称は「はぶちゃん」。