「まなったんと夢の合体」星野みなみ写真集発売記念プレイバック part3

『BUBKA2015年12月号』に掲載されたこの企画は、当時「頭からつま先まで可愛い『全身アイドル凶器』」と呼ばれていた星野さんと、無限大なサービス精神を持つ秋元真夏さんが合体したら最強なのでは?という妄想から生まれました。「可愛い」に歴史あり!


正反対なふたり

――秋元さんが『制服のマネキン』で活動に復帰したとき、最初に話しかけたのが星野さんだったという話をよく聞くんですけど、本当ですか?

星野 最初だったのかな?   でも、真夏に会ったら「おはよ〜」って話しかけたりしてたかも。

秋元 ポジションも1列目と2列目のはしで近かったので、みなみから話しかけてくれましたね。

――最初から普通に接していたんですか?

星野 ふわ〜んとしていたので、雰囲気的に合いそうだなと思って。年上だけど、そういう感じがあんまりしなかったから話してたのかなぁ?

秋元 でも、さりげなくそばにいて、いつも気にかけてくれていましたね。

星野 ん〜?

秋元 たぶん、みなみは特に意識してなくて、自然な行動だったと思うんですよ。でも、当時の私としてはそれがすごくありがたくて。みなみには本当にいろいろ助けられました。

――雰囲気、似てたんですかね?

秋元 似てますかね? みなみにそう言われるのは相当うれしいんですけど(笑)。

星野 アハっ! なんで?

秋元 どの角度から、どの状態を見ても隙がなくて可愛いから。自然体で、作らなくても可愛いってうらやましい。私の場合、レンガを組み立てるかのように作っていて……。

――今日はまさにそのテーマで話を伺いたいと思っていました! つねに自然体な〝ナチュラルボーンアイドル〞星野さんと、ストイックで頭脳明晰な〝アイドルサイボーグ〞の秋元さんは、アイドルとして正反対のタイプだと思っていて。だから、お互いのアイドルとしてのスタイルをどう見ているのかという話を伺えればなと。

秋元 わかりました。

星野 えっ、難しいテーマ……。

秋元 みなみは「自然体」ってよく言われると思うんですけど、「自然体」っていい言葉でもあるけど、何も考えずにやっているっていう意味も含まれている気がするんです。でも、みなみの場合はちゃんと考えていて、芯の部分があった上で自然体なので、じつはすごい頭がいいんじゃないのかと思ってます。

星野 おぉ!

――たしかに星野さんは「天然」ではないですもんね。

星野 うん、そんなにおバカな感じではないと自分でも思う。中学生まではあんまり考えずにやっていたけど、高校に入ってからはちゃんと考えてやっているので。

――自己プロデュース的なことですか?

星野 ん〜? なんだろう……。

――こういう場面では、こうアピールしようとか?

星野 難しいなぁ〜。何やってるんだろう、私?

――超自然体でしたね(笑)。星野さんは計算がない人に見えますが、逆にじつはここは緻密に考えてやっていますよ、という部分はありますか?

星野 なんだろう……。あるかな?

――ファンやメンバーに「みなみは何をやっても可愛いね」って言われることが多いと思うんですけど、じつは「何をやっても可愛く見える」ように意識していたりとか?

星野 う〜ん、でも、前までは自分の声が嫌いだったので、人前でしゃべるのが苦手だったけど、「声が好きだよ」って言われることが増えて、しゃべるようになったし、しゃべることが好きになりました。大勢でしゃべっていても分かりやすい声だと思うので、そこは自分の武器として……あれっ?   計算してるのかな?(首をかしげる)

秋元 かわいい……。


真夏スタイル

――星野さんは、秋元さんのスタイルをどう思います?

星野 すべてのことに対して真剣に取り組んでいるところがすごいと思います。バラエティー番組でも全力でやるから、みんなもイジりやすいし、愛されるんだろうなぁって。みんなも「真夏なら大丈夫」って言うじゃん?秋元 うんうん。

星野 それを見てて、なんでそんなに強いのかな……と思って。真夏はいつもニコニコしてるけど、本当はどうなのかな……って。

――秋元さんがいつも損な役回りを引き受けているんじゃないか、と?

星野 私だったら無理だなぁと思って。

秋元 うれしいですね。みなみからそんな……。イジられることも好きだから全然嫌じゃないよ。でも、そうやって「本当に大丈夫?」って心配してくれる人がいることが、心の支えとしてあるんです。そういう言葉があるから頑張れる、っていうのはあります。

――あと、秋元さんはみずからハードルを上げていくタイプですよね。

星野 でも、自信があるから上げられるのかな?って思います。なんでも挑戦しようっていう気持ちとか向上心があるからできるのかなって。

秋元 技術がともなっていないのにどんどんハードルを上げちゃうので、自分でもバカだなぁとは思うんですけど。

――いやいや、秋元さんは〝巧み〞の人じゃないですか。実際、握手のハードルって上がっていますよね?

秋元 上がっていきますね。最近、「”握手といえば真夏だから、まずは真夏のところに行くといいよ“って言われたので来ました!」っていう初めての方が多いんです。それって、紹介してくれた人がいるわけじゃないですか。だから、その人に恥をかかせないためにも、申しぶんない楽しませ方をしなくちゃいけないと思っていて。

――紹介者のメンツを潰さないためにも! でも、秋元さんなら何かやってくれるだろうという期待感があるでしょうからね。

秋元 乃木坂に入って初めて参加したイベントが握手会なので、私にとって握手会はすごく特別なんです。だから、絶対にハードルを下げたくなくて。上げ続けることになったとしても、そこは自分が頑張らなきゃいけないところだと思っています。

――すごいですね! 星野さんはどう思います?

星野 えぇ〜!?真似できないです。昔は、ちょっと塩対応だったというのを自分でも自覚しているんですけど(笑)、今も握手も「やっほ〜」みたいな感じで、アイドルっぽい対応じゃないので。真夏は「釣ってください」とか多そうじゃないですか。私はあんまりそういうのは言われないので。たまに言われたりもするけど……。

――言われても「ムリ〜!」って言えば、それはそれで可愛いからいいか、って許されるキャラですもんね。

星野 「え〜、どうしよ〜」って。それで考えているうちに時間がきちゃう。

秋元 あははは。でも、みなみはその感じが可愛いから。

星野 やるのがレアだから、たまにやるとファンの人はすごく喜んでくれたりするんですけど。

――あえてハードルを低くしているのは星野さんの計算ですか?

星野 いや、単純に苦手っていうのもあって……。でも、それが「省エネ」とか「やる気なさそう」に繋がっちゃうから気をつけないと!

――そこが星野さんの魅力のような気もしますけどね。

星野 逆にハードルが低いから、ライブで踊っているだけで「みなみちゃんってダンス踊るんだね!」って言われます。

――あははは。ハードル低すぎますよ!

星野 「ちゃんとできるんだね」って(笑)。

秋元 ちょっとがんばればビックリされちゃう?

星野 そうなの。毎回驚きがあるみたいで、それはそれでいいのかなって思うんだけど。でも、私、ずば抜けてこれっていうのがなくて、全部が平均というか……。

秋元 いや、ずば抜けてみんなから「可愛い」って言われてるよ! あきらかにずっと可愛い! 私、ここ1年くらいメンバーに「可愛い」って言われてないもん(泣)。


無敵のアイドル

――お二人はまるっきり正反対のタイプだと思うのですが、もしナチュラルに可愛いことができてしまう星野さんに秋元さんのアイドル哲学が融合したら、一体どんなアイドルが生まれるのか気になるんですよね。

星野 えぇ〜〜!?

秋元 それすごい!

――星野さんの体に真夏さんの頭脳が宿ったら、最強のアイドルが生まれるんじゃないかと。

秋元 みなみと合体したら、とりあえず何よりも「可愛い」って言われたいです。全方向からの「可愛い」がほしい!

星野 なにそれ(笑)。

秋元 でも、もしそうなったら、めっちゃ緩急をつけるかもしれないですね。

――どういうことですか?

秋元 ふだんは油断させちゃうぐらいのふんわりした雰囲気で、なにを聞かれても「いや〜、わかんないです〜」しか言わないんですよ。つねに、みなみらしい「ほわっと感」を出しておいて……。でも、重要なところでは頭をフル稼動させて、「おぉ、この子すごい!」って思われるようなインパクトある言葉をズバっと言いますね。

――さらに計算高い人みたいになっちゃいましたけど(笑)。

星野 でも、真夏の頭脳があったら、絶対大変だと思うんですよ。握手会でも、毎回、いろんなコスチュームを変えたりしているからすごいと思うし、ひとつひとつを楽しませようとしているのが伝わってくるんですけど、私だったら考えただけで疲れちゃいそう。「ハロウィンでどんな仮装をしようかな?」とかは考えるけど、真夏はそのさらに一個上を行っているので。

――ファンのためならどんな努力も惜しまないですもんね。でも、秋元さんの頭脳があれば、そういうことを考えるのも楽しくなるんじゃないですか?

星野 うん。でも、私が真夏みたいになったらビックリされそう。「急にどうしたの!?」って。

秋元 いやいや、無敵だよ! すごいものが生まれるよ!

――とんでもないアイドルモンスターが誕生するかも!?

星野 びっくり〜!!

秋元 いいな〜、そんなアイドルになりたいなぁ。

――現実的に、お二人でユニットを組むのも面白いかもしれませんね。

秋元 やりたい!

星野 やろうよ。やろうやろう! 最近、アンダーのユニット(サンクエトワール)もできたので、私もやりたいんですよ!

秋元 じゃあ『ズッキュン♡音頭』を歌う?

星野 え〜、なにそれ?

――嗣永桃子さんの『ももち!許してにゃん♡体操』みたいな路線ですか(笑)。

秋元 この前、待ち時間にまいまい(深川麻衣)と「もしソロ曲を出すとしたらどんなのがいい?」って話していて、「ズッキュン♡音頭にしようよ」って言われたんですよ。ずっと「ズッキュン」しか言わない曲なんだけど……どうかな?

星野 やだぁ!


みなみの本気

――それぞれ違ったアプローチでファンをメロメロにしてしまうお二人ですが、もし同じ人を好きになってしまったらどうなると思います?

星野 楽しそう! そういう話大好き〜。

秋元 どうなんだろう?

――秋元さんは手作り弁当からはじまって、いろいろな作戦を……。

星野 意外とできなさそう。

秋元 えっ!?

星野 わかんないけど、私、じっとしているのが好きじゃないので、結構すぐにいっちゃうタイプかもしれない。

――おぉ! 星野さん、遠慮せずにグイグイいきますか。

星野 新学期がはじまると、友だちに話しかけにいったりして、そういうところは積極的なので。

――秋元さん、大丈夫ですかこの勝負?(笑)

秋元 私はたぶん頭脳戦で「どうしようかな?」っていろいろ策を練ると思うんですよ。でも、私がお弁当をせっせと作っている間に、みなみは自分の気持ちを伝えようとサッっといっちゃうんですよね? こんな可愛いコに、そんなことされたら私の出る幕がないじゃないですか! 「ウソでしょ⁉」って言って、好きな人のために作ったお弁当を自分で食べます……。

――敗北宣言(笑)。星野さんが速攻型だったので、秒殺でしたね。

秋元 こういうふわっとした雰囲気のコが、そういうところだけしっかりいくっていうのはギャップで余計キュンときちゃうんですよ。

星野 じゃあ、そこが「計算してる」ってことで。

秋元 あら(笑)。

――ここぞというときに本気を出すんですね。もしや、普段はそのためにエネルギーを貯めているんですか?

星野 そうなんです! いつも放出しちゃうと、足りなくなっちゃうので。みなみは蓄えているから「省エネ」じゃないよ♪って書いておいてください(笑)。

――蓄電してたんですね!

秋元 私、つねに放電しているので、いざ出そうと思っても充電が残ってないんですよ〜(笑)


秋元真夏(あきもと・まなつ)
1993年8月20日生まれ、埼玉県出身。全力で〝まなったん〞を貫き通す、アイドルサイボーグ。親しみやすいキャラクターとあざとさ全開の釣り師っぷりでファンを虜にし続け、グループ内でも「いじられ&虐げられキャラ」という不動の地位を築いている。今年は「音痴・鈍足・頭でかい」の三冠王を達成した。愛称は「まなったん」


星野みなみ(ほしの・みなみ)
1998年2月6日生まれ、千葉県出身。反則的な可愛さと一撃必殺の極甘ボイスを兼ね備えた、最強天使。「可愛いはみなみのためにあるのか!」という絶叫が、全国ツアー中にヲタ界隈で流行った。学校の給食では他の食べ物を全てあげるかわりに、教室中から干しいもをかき集めるという、頭脳プレーを見せていた。愛称は「みなみ」。


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