「空蝉グラビア」星野みなみ写真集発売記念プレイバック part6

星野さんの歴史を振り返る特集もいよいよ今回が最終回。ラストは大胆にも笑顔を封印して撮影を行なった『BUBKA2017年10月号』のグラビアです。そして、この撮影を置き土産に「可愛いの天才」はポルトガルへ旅立ちました。4月10日の発売をお楽しみに! 「可愛い」に歴史あり! 


みなみっぽさ 

――今日は今年の夏で一番暑い日でしたね。

星野 暑かった〜! 

――BUBKA的には星野さんって夏が似合うイメージなんですよ。一昨年の夏に、星野さんの希望もあって、スイカ割りやスーパーボールすくいを行う夏満喫企画を行ったじゃないですか。どうしてもあの印象が強くて。 

星野 覚えてます! 公園でいろいろしましたよね。でも、夏は昔は好きだったんですけど、最近は疲れちゃうんですよね。暑いと外に遊びに行けなくて(笑)。 

――「スイカ割りをしたい!」と言っていた星野さんとは思えない発言です(笑)。大人になったということでしょうか。 

星野 去年くらいから急に、お家で映画を観てたり、一人で何かしてた方が良いって思うようになりました。前までは1人で何も出来ないタイプなので、誰かについて行きたいって感じだったんですけどね。 

――たしかに誰かについて行く姿が似合う人だと思いますけど、根本的にはそんなに優柔不断な性格じゃないですよね? 食べるものなどについてすごく悩む人もいますけど、星野さんは今日も昼飯の出前を取るという話になったとき「インドカレー!」と即決でしたし。 

星野 たしかにそうかも。実は次の日の予定とかも、前日に全部スケジュールを決めたい人なんですよ。例えば、明日は13時に仕事が終わるから、13時から何時までこれして、他の時間はこうして、この時間に寝たら次の日に起きるのにちょうどいいなとか、寝る前に全部考えるんです。昨日、カレーが食べたくなったんですけど、行けなかったから、じゃあ今日食べようって決めていたので。 

――前日にすでにカレーを食べることを決めていたんですね! 

星野 そうなんです(笑)。すごく計画を立てたがりなんですよね。この時間でここ行けたじゃん!みたいなのが嫌なので。 

――そういう性格は昔からですか? 

星野 乃木坂に入ってからですね。時間の使い方をちゃんとするようになりました。 

――あと、星野さんって、すごく礼儀正しいですよね。 

星野 うそ〜!(笑) 

――先ほども玄関にスタッフの靴が散らばっている中、星野さんだけきっちり揃えていて、こちらが恥ずかしくなりました(笑)。 

星野 フフフ(笑)。でも、そういうことは乃木坂46メンバーはみんなちゃんとしているんですよ。特に生駒(里奈)ちゃんとかなーちゃん(西野七瀬)は率先してゴミを片付けたりしています。 

――これだけ売れてもメンバーが天狗にならないで行儀よくしているのは、乃木坂46のすごいところだと毎回思います。 

星野 なんでだろう? もともと乃木坂はそんなグイグイ系のコが多くないからですかね? 自分1人だったらどうなってたかわからないけど、空気的にそうならないというか。この前も『Mステ』の最後にカメラに映るときとか、「背、小さいから前に行きな?」「私はここで見えてるから大丈夫だよ」みたいなやりとりがあって。「ウチらいまだにこういうの言えてるのって良いね」って話したんです(笑)。 

――お互いを尊重し合うところが素敵です。ただ、一方で星野さんには良い意味で「自由人」ってイメージもあるから、そのギャップが面白いんですよ。 

星野 ちゃんとしようとは思っているんですけど、それは「みなみっぽくない」ってなるから(笑)。 

――なるほど(笑)。一応、パブリックイメージを意識して、あえて自由に振舞ってるところもあるんですね。 

星野 自分でもそれが取り柄だと思っているし、そういう人が1人いてもグループのバランスはそんなに崩れないはずなので、なくすのは良くないかな〜って思っています。 


 可愛い3期生

――今年の全国ツアーは3期生も一緒に周っていますけど、星野さんの目に彼女たちはどう写っていますか? 

星野 可愛い〜! 3期生はなんでも新鮮な反応をしてくれるんですよ。 

――先輩たちが当たり前にこなしていることも、初めてだったりしますもんね。 

星野 私って年齢的にも今まであんまり下の子がいなかったから、とにかく可愛いです。同期とかは、私がちょっかい出しても、そんなに全力で返してくれないので、今は3期生にそれをぶつけてます(笑)。 

――えっ!? 星野さんってそういうちょっかいを出したりするんですか? 

星野 (相楽)伊織と2人で岩本蓮加ちゃんのお尻をつついたりしてます(笑)。ほんとくだらな〜い! 

――アハハハ! センターの二人、大園(桃子)さんと与田(祐希)さんはどうですか? 

星野 これも『Mステ』のときの話なんですけど、桃ちゃんと与田ちゃんは「本当に無理です……!」って言って、リハーサルのときもずっと泣いてたんです。タモリさんと喋るってこともあって、相当緊張してたと思うんですよ。それなのに本番になったら、ちゃんとやってたじゃないですか。 

――しっかりしていましたよね。 

星野 ウチらが1年目で「Mステ出て下さい」って言われても絶対あんな感じにできてないと思うから、すごいなって思いました。いつも2人は「今日も出来ませんでした……」とか言ってるけど、全然できてるよって思う。私、今でもタモリさんと喋ってとか言われたら、2人以上に緊張するのに。あの二人は自分たちが思ってるより、堂々としてると思います。 

――そして、そんな3期生も加わりさらにパワーアップした乃木坂46 、いよいよこの秋は東京ドームでライブを行うことになりました! 

星野 決まりましたよ〜! 

――この6年間を振り返ってどうですか? そもそも乃木坂46が東京ドームまで来れると思ってましたか? 

星野 全然、思ってなかった! むしろ1年くらいで乃木坂46なくなるだろうな〜ぐらいの感じだったので(笑)。 

――1年は早すぎますよ!(笑) 

星野 まさか6年も……。 

――東京ドーム到達とかよりも、そもそも6年間グループが存続していることが信じられないと。その感じだと星野さん自身もアイドルをこんなに長く続けるとは思っていなかったってことですよね。 

星野 そうですね。1年くらい乃木坂46をやって、静かに終わっていくのかな〜っていう感じで考えてたので(笑)。 

――なんでこんなに長くできたと思いますか? 

星野 なんでだろう……でも、そんなに6年を感じてないです。いろいろありすぎて逆に「もう6年!?」みたいな感覚なんです。そもそも私は飽き性なんで、6年って感じていたら、続けられないと思う(笑)。 

――アハハハ! じゃあ、気づいたら6年間乃木坂46で過ごしていた、自然と6年間アイドルをやっていたって感じなんですかね。 

星野 入ったのが若いからっていうのもありますよね。最初の1、2年はなんにも分かってなかったし。あまり悩みもなかったんです。今の年で乃木坂46に入っていたらすごく悩んだと思います。 

――それはあるかもしれないですね。自分のこれまでの人生を振り返ったとき、乃木坂46に入って良かったと思います? 

星野 良かったと思います。性格的にもすごい変われたので。中学のコとかと会うとビックリされるんじゃないかな? 本当に人と喋るのが恥ずかしくて、無理なタイプだったし。乃木坂46に入ってからいろんな人と話すのが好きになれたし、違う人生を選んでいたらどうなっていたんだろうって気にはなるけど、乃木坂46に入って良かったです。  


星野みなみ(ほしの・みなみ)
 1998年2月6日生まれ、東京都出身。甘さたっぷりな声帯を持つ、乃木坂46の永遠の妹。誰もがアイドル適正120%だと思っていたが、テレビ番組の占いでは経営者の才能の方があると判明。たしかにあの声で商談を持ちかけられたらイチコロだ……。愛称は「みなみ」。 


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